外国人の就労拡大

全国世論調査の結果では賛成が51%だった。
就労外国人は日本国籍は持たなくても、保健や子供たちの就学の問題も出てくる。
賃金にしても、最低賃金で良いのかとか、その場合に日本人の雇用はどうなるのかとか。
日本人の雇用に影響のないような仕組みと言ってはいるが、まともに信じることは難しい。

外国人就労は労働力が不足する分野を補うためのものなのだろう。
であれば、サービス業と医療看護がメインターゲットだ。

世界の人口は増加しているのに、日本は人口が減少している。
寿命が伸びているにも関わらずだ。
極端な話、例えば65歳以上の人の致死率が99%なんて病気が蔓延したら、厚労省の年金担当は小躍りするだろう。
そして政府は経済成長率を重視して、国民皆が働いていくべきだというのか?

国家存続のために。
この国は民族国家でないと考えられるのか?
外国人就労拡大はそこまでの決断が必要になる気がする。

陶芸体験

先日陶芸体験に行ってきた。
実は昨年に続く2度目の体験になる。

自分では、昨年作った柿渋色というか、渋い赤の平皿が気に入っている。
焼き魚をのせたくて作ったが、サンマを乗せるには少し尺が短かった。
次男の大学祭で学生の焼き物が売られていて、今年も作りたくなった。
急遽、妻と陶芸体験教室に行くことに。

妻いわく、私の去年の皿の色は、ありえないということだった。
だったら、色を決める時に言ってくれればいいのに。

今回は黒で長めの角皿を作った。
出来上がりは一ヶ月後。
楽しみだが、気がかりがひとつ。
初心者コースでは、粘土をのばして板材を作り、それを曲げて加工する。
大きなものだと、粘土も厚いものにしないといけないのだが、通常の平皿で6ミリのものを、5ミリにしてさらにサイズアップした。
強度がもつかなぁ。

字がうまくなりたい

唐突ですが、この年になって思うことです。

仕事でノートに字を書くことが多い。
誰かに見せるわけでもないのですが、自分自身は読み直すことがある。

汚い字だなと、その時思う。
字が汚いと人格が汚いような気がする。
何故、男性に幼稚な汚い字を書く人が多いのか。

誰しも、書きたくて汚い字を書いているわけじゃないと思う。
頭の中でのイメージはキレイな字なのだが、手が思った動きをしないのだ。
だから字を書く練習で丸を書いたり、線を引いたり、一見字を書くのに関係ないことが行われたりするらしい。
時間をかければ、読みやすい字を書くことはできるつもりでいる。
後は反復練習あるのみなんだろうか。

自助努力

昔は定年が55歳だったそうな。
年金支給も55歳。
中学校を卒業して40年働いて退職、それから老後って感じでしょうか。

とある国会議員の時局講演を聞く機会があって、高齢化社会という言葉があるが、現在65歳以上としている高齢者の定義は現実的ではなく、年齢を引き上げれば高齢化社会でなくなるそうだ。

翌日の新聞では、退職年齢も引き上げて年休支給開始を遅らせれば、財源不足も解消すると政府は安易に考えていて、構造的問題解決になっていないと頭でっかちな記事が書かれていた。

政治家は実務屋ではない。
夢を語る商売だから、夢物語を上手に語り、時々不安をあおる。
私はそういうものだと思っている。
そして曖昧さだらけのまま自助努力を求める。

あぁうんざりだ。

笑えないけど笑うしかない

スマホのバッテリーだが、朝96%が10分ほどいじっていると83%。
ブラウジングとブログ投稿用に文書を入力。それだけ。

昼休みも触らず、夜の8時で43%。
でも買い替えは諸事情により、来年の3月以降の予定。
端末代金こみのプランでもなく、mvnoでの激安運用。
ほぼ仕事でしか使わないので、端末は安いsimフリー。

そうこうしてると、39%。
もう笑うしかない。
笑えないけどね。

青森市議のつぶやき騒動

年金受給者のことを、不適切な表現で呼んだ青森市議。
プライベートアカウントでの友人が使った表現を受けた投稿であり、市議はやめないとのこと。

そもそもプライベートアカウントなんて概念はない。
そんなことも理解できないで公職につくことがおかしい。

公認候補であれば、政党の責任が問われる。
市民団体からも、厳しい追求があると思う。
完全無所属で、支援団体もないのなら辞めない選択はあるだろうが、人となりがわかっていながら投票する人は同じように、年金受給者を侮辱する人だろう。
任期は始まっていないそうで、これから4年間、この市議が公職として活動する。
懲戒処分で議員の地位を剥奪する条件として刑事罰が必要なのか。
理詰めでなければ、既得権益を放棄しない人物であれば青森の市政は悲惨なことになる。
家族がいて、無収入になることができないから、市議を辞めないという理由がまかり通ると本人が考えているのなら、青森市民は残念な市議を選んだ市民ということだろうか。

あえて言おう。
謝罪しているのと、うっかりつぶやいたの、どっちが本心なんだい?

晩秋

11月になるとさすがに寒い。
そして、冬になる前の僅かな過ごしやすいポカポカした日がとてもうれしい。

次男の大学の学園祭が11月の3日から5日にかけて行われた。
昨年も天候は良く、晴天だったが風は冷たかった。
今年は風もない穏やかな日だった。
文化の日は特異日なので晴天確率はかなり高い。
しかし、気温は別物。11月は晩秋。寒くて当たり前。
日中に日のあたる室内にいれば暖かいが、屋外ではそうはいかない。

今年は大雪から始まってむちゃくちゃ暑い夏、大型台風直撃とさんざんな年だった。
晩秋くらいは穏やかだといいなぁ。

脳死移植

無言の旅人という本を読んだ。
尊厳死がテーマで、死ぬ権利と脳死状態の患者家族の中でも分かれる意見。
家族と認められていない脳死患者の婚約者。
更に医師も加わる。

これに臓器移植が絡むとさらに事態は複数になるのだが、本作品では純粋に尊厳死を扱う。
読む人それぞれで意見が大きく異なるだろう問題。
例えば脳移植が可能となった場合、脳移植された人が生きていくのは、脳の提供者としてなのか、提供を受けた人になるのか。

理屈じゃないんだろうなぁ。

読書 せかいのはてのこどもたち

タイトルだけでは何の話か想像がつかない。
とおいせかい、ではなく、せかいのはて。なのだから明るいイメージではないと想像できる。
似た感じでセカオワなんてせかいのおわりですから、そりゃ恐ろしいことですよ。

ただ、せかいのおわりのこどもたち、だと何故かファンタジー感がある。

この本で書かれているのは、終戦間近からの日本人。
国内の貧しい農家が開拓団として満洲に多く移住した。
結果的に敗戦国家となった日本人は祖国に帰ることすら命がけのことになってしまう。
そんな環境で中国人に買われた日本人の子供がいたり、日本で終戦を迎えた子供たちも孤児となった子らはつらい生活を送る。

おりしも、新聞に韓国徴用工の補償裁判の記事がのった。
国家間での決着はついているのだが、韓国の裁判所判断は支払い命令。
ゴネ得ねらいだと思う人もいるだろうし、支払いは当然という人もいるだろう。
難しい問題だ。