脳死移植

無言の旅人という本を読んだ。
尊厳死がテーマで、死ぬ権利と脳死状態の患者家族の中でも分かれる意見。
家族と認められていない脳死患者の婚約者。
更に医師も加わる。

これに臓器移植が絡むとさらに事態は複数になるのだが、本作品では純粋に尊厳死を扱う。
読む人それぞれで意見が大きく異なるだろう問題。
例えば脳移植が可能となった場合、脳移植された人が生きていくのは、脳の提供者としてなのか、提供を受けた人になるのか。

理屈じゃないんだろうなぁ。