搾取する側とされる側

世の中なんだかんだ言ったところで、搾取する側とされる側の人間しかいない。
これは生物学的な団体構造においてはある程度仕方のないことだ。
だが、人間社会でのそれは搾取される側にはあまりメリットがない。
野生動物の場合、搾取する側は搾取される側からうける恩恵を失わないように搾取対象を守ったりする。
蟻の社会では、餌を集めてくる蟻と、子供を増やす蟻、外敵と戦う蟻というふうに役割が決まっている。
科学が人間の役割を変えた。
それでも、搾取する人間はいるし、搾取される人間もいる。
皆が搾取する側に回ろうとすると、戦国時代よりも前の時代に逆戻りするのか?

値上げしやすい環境

値上がりが続く。
2度目の値上げを行うメーカーもある。
値上げしやすい状況ができている。
企業には原材料費の高騰を転嫁できるので、利益を確保しやすい状況とも言える。
賃金も年金も上がらない状況で可処分所得は実質減少。
値上げは仕方がないが、値上げの原因がなくなったときに値下げは行われるのだろうか。

持続化給付金詐欺

個人事業主として、コロナ対策の持続化給付金を受取る詐欺で捕まるケースが増えている。
架空の個人事業主では申請できないと思われるので、実在する人が大勢関わっているが、捕まるのは申請を取り纏めて手数料を取っていた人物ばかり。
飲食店への時短給付金もかなりグレーだが、回収コストや対象の多さを考えると、こちらはこのままになるだろう。
いくら腹が減っても、種籾を食べてしまえば後から収穫がてきなくなるからね。

相棒

最近相棒シリーズを読んでいる。
図書館で借りる読書では何を読もうか悩ましい。
棚にずらーっと並ぶ相棒を見て、これならばしばらくは読むものに悩むことがないので読み始めた。
TVシリーズの脚本ベースの小説で、まだ初代相棒の亀山薫のものを読んでいる。
そのTVシリーズの相棒だが、初代相棒である亀山薫が復活するらしい。
どういう形で復帰するのか、亀山の元恋人である奥寺美和子はどうなのかとか気にはなるが、実はTVシリーズは一度も見たことがない。

シロギスのみりん干し

ピンギスを使って初のみりん干しを作った。
美味しいのは間違いないが、手間がかかる。
それよりも、みりんだれに漬け込んだあとに干網にセットするのだが、網をタレで汚したくない。
出来上がりは半透明の身で甘み控えめ。
これなら、塩味の干物でも美味しいだろうな。
シロギスは刺身や天ぷらも良いが、干物も悪くない。
メゴチもみりん干しにしたが、こちらはシロギスを超える絶品でイチオシ。

ポイ活サイト

某サイトの話。
ポイ活がとても非効率だということは以前にも書いた。
二択アンケートで0.1円相当のポイントが貰えるのだが、スマホでの利用者が多いせいか、タップする選択肢は右側に配備されたものの支持率がかなり高い。
この傾向は顕著で、これが本当に選択された結果だとしたら、自分の感覚がおかしいのではないかと思わざるを得ない。
本当に良いなと思って選択している回答がかなり少ないということだと思っているが、アンケートを依頼した企業は結果をどのような捉えているのだろう。
同じ質問を選択画像を逆にして実施してみたときに、同じような支持率の結果になるのだろうか。
自社でアンケートを実施するのはコストがかかりすぎるので、こういったサービスを利用しているのだろうが、オンラインでの選挙が実施されるようになった場合、選択式にすると、リストの先頭になった人がかなりの高確率でトップ当選することになるだろうな。

参議院選挙

参議院選挙が公示された。
市議から国政への転身を目指す富山市の女性議員がいる。
市議選挙ではトップ当選しているが、維新の会からの比例候補として出馬する。
富山県は自民王国と言われる。
選挙区で自民が破れたのは、最近では政権交代のあったあのときだけ。
今回も選挙区では大臣経験のある現職自民議員に勝つことは極めて難しい。
わずかながらでも可能性のある比例だが、順位は13番。
維新の比例当選議員は2-3名なので奇跡がおきない限り当選することはない。
国政と地方ではできることが違うだろうし、当人の志が高いのだろうが、市議に送り込んでくれた有権者の期待も票も無駄にしてしまうことになる可能性が高い。
国政の次には県議選挙が来春に控える。
駄目なら県議へと転身するつもりなのかも知れないが、その時の支持者の判断は興味深い。

悪質な広告ビジネス

悪質と言っても小金を稼ぐ程度なので、セコいビジネスのほうがあっている。
具体的には広告の動画の右上にバツが表示されるが、それをタップしても動画は終了せず、広告サイトに誘導されるとか、閉じるバツが背景色に酷似していてわかりにくいとか、閉じるバツが他のパーツと重なっていてタップできないとか。
ワンクリックいくらなのかわからないが、広告を見た人へのポイント還元はせいぜい0.2円ほど。
動画が閉じなくてサイトに飛んでも視聴者に対するプラスポイントはないがポイントサイトには動画視聴に対してサイト訪問でのプラスアルファがある。
おそらく、同じ人が何度サイト訪問しても動画視聴にプラスされるアフェリエイトは固定のはずだが、プラスアルファを取りやすいようにしているのだろう。

リモートワーク

コロナが終息とまでいかなくても、収束し再拡大のリスクが減少したと政府が発表した場合、リモートワークはどうなるのか。
企業にとってはリモートワークで削減できた固定費が少なからずある。
一方で生産性の低下を問題視する経営者も少なくはないだろう。
日本全体で見れば、地方に住居を持ったままで働けるのは都市への人口集中を抑止するアドバンテージになるのか。
東京を中心とする関東圏で大規模な災害が起きなければ、積極的な見直しは起きないというのが大勢だろうか。

珠洲市で地震

6月19日に石川県珠洲市で震度6弱の地震があった。
自宅でもアラート通知があり、揺れを感じた。
15年前にも能登で大きな地震があった。
連繋しているのかわからないが、新潟県でも大きな地震が発生した記憶があり、富山県は大きな地震を避けるように免れている。

有感地震が最近多い。
天災に抗うことは難しいが、被害を乗り切るためのことはできるだろう。