今の日本の感染状況は第7波とも言われている。
オミクロンのBA2による感染が主流となっているのが、根拠のようだ。
政府は内需の掘り起こしのための行動制限の解除と、財政逼迫の対応としてのコロナの分類の変更を検討している。
正直、どうするのが正解なのかは全く判断できない。
だが、何度も書いているようにコロナの変異はこれで最終形ではない。
世界的な経済ダメージを安易な手段で回復しようとする動きが起きるのが恐ろしい。
国内コロナ650万人
下げ止まりが予想されたオミクロン感染者数だが、その通りの動向と言っていい。
東京でずっと減少してきた感染者数だが、また増加傾向にある。
BA2の感染力がBA1よりも強いとは言っているが、別の感染株と考える必要があるのだろうか。
ビヨンドだとか、ウイズだとか英語でコロナとの付き合い方をキャッチーな言い方でしているが、いかにもと言うか、あざとい。
ワクチン副反応
3度目のワクチンでモデルナを選んだ。
副反応が予想以上にきつかった。
翌日は倦怠感、関節痛がひどく、翌々日になってだいぶ楽にはなったが、それでも万全の体調ではない。
ワクチンでさえこれだけつらいのだから、本当に感染したらさらに辛いのだと思うと、絶対に感染発症したくない。
もちろん、年をとっているのでその分体力的にも弱いのだけれど、久々にキツイ体験をした。
避難民の受け入れ
ウクライナから国外に避難する人たちの受け入れを日本が行うと発表した。
受け入れ人数はコロナによりとられている、入国人数の制限枠には含めない。
ただし、日本国内に家族や知人がいる人たちが受け入れ対象となるそうだ。
ミサイル発射のボタン戦争などと言われた時代もあったが、今でも装甲車や戦車が侵攻し、都市の占拠活動が進められる。
市民が血を流す戦闘が行われる。
コロナ国内累計500万人
とうとう、累計500万人を越えた。
東京では感染者数は減少傾向だが、富山県では拡大傾向のまま。実効再生産数は都道府県別で最も高い数値となっている。
まん延防止措置も緊急事態宣言も出てはいないが、全国で最も感染リスクの高い地域になっている。
県内でも最も感染者数が多いのが富山市。
悲しいかな今になって富山市に定期的に行くことになっている。
3回目のワクチン予約
予約券が届いたので3回目のコロナワクチンの接種予約をした。
前回同様、大規模接種会場でワクチンの種類はモデルナに。
前回はファイザーだったので、抗体が最も増えるパターンであるモデルナを選択。
副作用が大きいと言われているモデルナだが、効果を優先。
コロナ感染世界は4億人、日本は350万人
世界全体での罹患率で見れば、日本のそれは世界平均を下回っている。
では、日本全体でなく東京ではどうか。
東京の累計数は74万人で都民人口は1400万人。
およそ、5.3%が感染したことになる。
日本全体であれば、2.8%。
世界全体では5.0%なので、世界平均よりも東京都の方が罹患率が高い。
東京都の場合、日中人口と夜間人口に違いがあるので、日中人口での罹患率で比較しないといけないかもしれないが、単純に統計データとしてはこんな結果になる。
1日の感染者数が10万人を超えた
ついにと書くと、期待していたようなので表現には気を付けないといけない。
とうとう、日本国内の一日あたりのコロナ感染者数が10万人を超えた。
コロナに感染すると、色々都合の悪い人もいるだろうから、オミクロン株の症状が軽いこともあり、検査していない人も一定数は存在するのではないだろうか。
デルタ株がwhoにより、注意すべき変異株として発表されたのは、2021年の5月11日。
日本で大流行となったのは、7月末から8月末。
オミクロンに関しては、2021年の11月に注意が促され、2022年の1月末から大流行となっており、未だピークを迎えていないというのがもっぱらの見解だ。
およそ半年ごとに注視すべき変異株が発生するとすれば、次の変異株は2022年の5月と言うことになる。
期待すべきは、オミクロンにより国民の大多数が重篤化のリスクが少ない状態で、コロナのスパイクタンパク質に対する強固な免疫力を持つことだ。
ウイルスの複数株の共存と言うのが有り得るのかは不明だが、オミクロンをキャリアにして強毒化した新たな株が流行することだ。
変異株が発生するメカニズムはわからないが、何度も書いているように、現在の世界的な状況は人類という培養環境の中で、オミクロンが寄生し増殖しているという認識を忘れてはいけない。
いよいよ、オリンピック
コロナがどうとか、政治的ボイコットとかいろいろな問題はあるが、間もなくオリンピックは開催される。
日本選手団も続々と現地入りしている。
冬季オリンピックには札幌が立候補する予定だとか言われているが、実際に誘致して莫大な経済的な負荷に耐えることができるのかどうか、ほとんどの日本人は懐疑的な見方をしているだろう。
東京オリンピック自体、コンパクトな大会を目指すとしていたが、新規に作った施設をどうやって原価償却していくのか、明確な方針も目処もたっているのか、怪しいものだ。
もちろん、案を出せと都知事は職員に指示を出しているだろうが、無理なものは無理と、一介の公務員が言えるわけもなく、とどのつまり、国に負担をお願いできる着地点を都知事に納得してもらえる形で報告できるかどうかだろう。
オリンピックの開催国にならなくても、国民はどこかで頑張っている日本選手を応援したいだけなのではないかと思う。
仕事が忙しくて、平日の夜の試合を見られるのかしらと思ってしまう。
治らない病気
自分が子供の頃は、癌は不治の病。
癌になったら死ぬしかないというイメージが強かった。
とはいえ、死亡率のトップは癌ではなく、そうなったら諦めるしかないと言う病気だったのだ。
今でも不治の病はある。
もちろん、死に至る病とそうでないものがあるのでひとくくりにはできないが、少なくとも癌と言うのは今どきの表現をするなら、死亡フラグが立つ病気。
いつの日か、人間が抗えないものが少なくなってしまった。
なので、コロナに対して何とかしなくては、何とかなるだろうと皆が思う。
そのくせ、頻繁におこる異常気象に対しては、どうにかしなければという意識が低い。
地球が微熱で体温が高い。
熱を下げるために、病気の原因となっているウイルスを排除しようとしているのかも知れない。