正直なところ、死亡時に数千万円とかのまとまった保険金が受領できる保険には入っていない。
社会人になった頃は死亡時に3000万円、ただし60歳を越えての死亡時には300万円というような契約が死亡保険では普通だったが、今ではどうなのだろうか。
60歳を越える頃には、累計の掛金は600万円ほどというのが、当時計算した結果だったと思うので、平均寿命まで生きる人はかなりの損失となるのが死亡保険の特徴だった。
一方で医療保険は掛捨てとなるが、入院や通院で保険金が支払われるので、当人が生きていくための経済的支援を行うための保険だと言える。
一般的に年齢が高くなるほど、病気のリスクが高くなるので、保険の掛金は高くなる。
都道府県民共済というのがある。
これは、子供共済、一般共済、65歳からの熟年共済に別れる。
子供共済を除き、全ての共済掛金は月に2000円からとなる。
割戻金があり、2022年実績だと掛金の12%ほどが戻ってきている。
以前にヘルニアの手術で入院したときには、休業分のカバーはできなかったが、手術と入院費用に関しては共済金でカバーでき、とても助かった。
とは言え、今までの全加入期間の掛金のトータルは受け取った共済金よりも多い。
医療保険に入ったつもりで、その金額を全て貯蓄する場合の方が得な人のほうが割合としては多いのだと思うが、リスク管理としてはなかなか判断が難しいところだ。
所属タレントに責任はない?
TV局がジャニーズ事務所の所属タレントを継続して番組起用している。
言い分は、事務所の前社長が犯した犯罪に対して、事実を隠蔽した事務所に責任はあるが、所属タレントには責任は無いということだ。
何故こんなにもTV局は世間の声が聞こえない振りをして自分達に都合のよい屁理屈を並べていられるのか?
答えは放送法に守られているからだ。
放送局はその株式の半数以上を日本以外の国が保有してはいけないことになっている。
なので、海外がどれだけこの問題に声を高めようが、放送局の経営に影響を与える事態には絶対にならない。
さらに、国内で新たな全国キーの放送局が生まれる可能性も限りなくゼロに近い。
電波の周波数は有限資源なので、新たな放送局が周波数の割り当てを貰うことはかなり厳しいことが想像できる。
加えて、多分ではあるが政治家、政局への根回しというか蜜月関係もあるだろう。
つまり、日本で生活する限り、TVで見ることができるのは一部を除けば日本の放送局が提供するプログラムしかないのだ。
スポンサーがジャニーズタレントを使わないと宣言したところで、TV局にはあまり影響が無い。
スポンサーはジャニーズタレントをつかわずに別のタレントを使ってCMを作るからだ。
もしも、ジャニーズタレントを使わないと宣言した企業が、ジャニーズタレント出演番組へのスポンサーを止めるとでも言い出さない限り、正義面した報道と合わせてTV局はのうのうと生き残る。
報道されなそうになった事実
高岡市が米国の友好都市を訪問するのに、市長と市議会議長だけがビジネスクラスを利用するという報道がローカル局のニュースで流れた。
翌日の地方新聞でもこの記事は書かれると思ったが、載らなかった。
犯罪性がない行政の行動については、特集記事でも組まない限り紙面に掲載されることはないのだろうか?
もはや、地方新聞なんてチラシとお悔やみと濡れた靴への詰め物以外の使い途しか有意性が無いなと思わされる事態だ。
地元TV報道から遅れること数日。
ようやく地方新聞の紙面でこのことが掲載された。
市政側はその後、批難の回避目的なのか6人中4人がビジネスクラス利用となったようだ。
しかし、このことが紙面に掲載されたのは、ネットニュースで多くのメディアがこのことを批判的に取り上げたことが理由の一つであるのではないかと思われる。
ネトウヨたちは、こういう差別的な話題を叩くことが大好きなので、市長と議長がネット上で公私にわたる誹謗を受けることは簡単に予想される。
もはや、二人にとって引くも地獄、進むも地獄ということだ。
さらに、素頓狂なのは、女性議長が高岡市は女性が市議会議長を務める進んだ都市だとアピールするとか言っているらしい。
世界的には政治の世界での男女格差は減少しているのだから、こんなことをアピールするのは恥の上塗りだ。
プロ野球選手の前で、グローブとボールを人に勧められるままに買ったんです。凄いでしょ?と言うようなものだ。
疑いの目で見れば、今回の訪問があるから、女性議長誕生としたのであれば、まさに本末転倒。
万が一何故あなたが議長に選ばれたのですかと尋ねられたなら、当選回数と派閥持ち回りの結果なんですと正直に答えるのか、私の実力なのですと、高岡市民が嘲笑するような事を言うのか、たまたま運が良かっただけですと言うのか、何れにしても女性議員の選出理由が素晴らしいと称賛されるようなことは無いだろう。
高岡市議会のレベルの低さにむしろ何も期待することなど無いのだと考えてしまう。
丸5年
毎日欠かさずにブログを投稿して、2023年の9月23日で丸5年になりました。
記事を書いているのは、まとめてなので毎日書いて投稿というわけではありません。
毎日投稿していても、特別良いことがあるわけでも無いですが、ここまで連続したのだからできるだけ続けていきたいと思うのが心情というもの。
もう暫くは頑張ってみます。
2023年大相撲秋場所
優勝は貴景勝。
11勝4敗で平幕の熱海富士との優勝決定戦。
横綱昇進条件は二場所連続優勝か、それに準ずる成績なので、今年の最終場所に綱取りがかかるのだけれど、今場所の勝星11での優勝に対して、厳しい見方もあるようで、来場所で優勝したとしても、かなり良い内容でなければ横綱昇進は難しいと見る人もいる。
確かに、優勝決定戦では立ち合いで変わってのはたき込みなので、平幕相手の取組としては、どうなのだと感じた。
さて、朝乃山は最終的には9勝6敗の成績で終わった。
勝越すには勝越したが、やはり二桁勝たなければ元大関としては物足りない結果と言える。
最終場所での予想番付では三役昇進はない。
現小結がふたりとも負け越しただけに、11勝できていれば優勝決定戦にも絡むことができたし、小結も確定だっただろう。
結局前頭筆頭と2枚目の阿炎が小結となると予想される。
貴景勝以外の大関はもっと物足りない結果だった。
カド番の霧島は勝越すには勝越したが、二桁には届かず。
豊昇龍は千秋楽でようやく勝越しを決めるなど、全く大関らしいとは言えない。
3関脇は揃って勝ち越してはいるものの、大関昇進へ3場所で33勝という目安には厳しいものがある。
現在大関が3人いる状況では、目安に届かない勝星ではまず大関への昇進は無いだろう。
2023年14回目釣行
10年ぶり以上のサヨリ釣り。
イカの塩辛を餌にすればかなり釣れるらしいと情報があったが、なかなか思い通りにはいかなかった。
まず、スルメイカの塩辛はかなり固い。
針に刺すのさえ一苦労する。
加えて、集魚効果も期待ほどではなかった。
場所は新湊。
緩やかな流れが絶えずあって、撒き餌をしてもサヨリの足を止められない。
10:30ころから台風のような風が吹き出して終了。
ボウズではないが、鉛筆サヨリが妻と二人で合わせて6尾。
撒き餌は米ぬかに、イワシ粉、アジジャンボを適当にブレンド。
かなり緩めに溶いて巻くと、アジにはかなりの集魚効果がありそう。
サヨリに対する集魚効果もあるにはあるが、流れる状況では狙いたいポイントでなかなか食わせることができない。
仕掛け絡みも改良の余地あり。
シモリ玉の止め方とか、ラインの太さとか工夫次第でチョイ投げサヨリの定番を作れるかも知れない。
企業定着率
自分が社会人になった頃なので、令和5年の時点の、37年ほど前は従業員が早々に辞めてしまう会社は良くない会社だというイメージが強かった。
そんな会社ほど優秀な社員は早々に辞めて次のキャリアを目指すというのも、定説だった。
今となれば、それが正しい見方だったのか怪しいところがある。
本当は落ちこぼれて辞めてしまう従業員のほうが、多かったのではないかということだ。
今の世の中、人手不足と言いながら大企業ではシニア世代に早くリタイアしてほしいと考えている。
セカンドキャリア支援とかうまいことを言って、賃金の高い世代を細らせようと手をこまねいている。
そもそも、何でシニア世代の賃金が高いのか。
若い頃に高い賃金を支払わなかったツケだ。
一旦上げた賃金を下げることはかなり難しい。
貰ったお金での生活レベルに慣れてしまっているのだから、急に賃金を下げられてはたまったものじゃない。
政府も企業も雇用の流動性を高めようとしているという、乱暴な見方の記事が日経系のメディアに掲載されていた。
政府がそう考えているという理由は、退職金に対する税の優遇措置を見直そうとしているからだそうだ。
そうなると、企業は定年まで勤めるより早期退職したほうが得ですよと言いやすくなる。
しかし、政府にすれば税収が増えれば良いだけの話なので、早期退職しようがしまいが、トータルの税収が増えれば良いだけのこと。
そもそも、馬鹿みたいに高い累進課税を下げて企業に有利な税制にしたから、税収全体が下がったのではないだろうか。
国庫が寒いと税金を使った事業ができないし、寄付金という名目の賄賂も貰えないのだからね。
労働力の流動化は、高いに越したことはない。
ただし、それは若いから高い賃金は払えないとかそんな企業にばかり都合のよい話がなくなる前提だと思うのだけれど。
ビジネスクラスの利用
高岡市の市長と市議会議長と市の職員が米国の姉妹都市訪問でビジネスクラスを利用することが、報道された。
ただし、ビジネスクラスを利用するのは市長と市議会議長だけで、一般職員はエコノミークラスを使う。
何故ビジネスクラスを使うのかとの質問に対して、長時間の移動後の業務パフォーマンスを考慮してのことだそうだ。
ふざけるなと思うのは、自分だけではないだろう。
私の予想では、市長は差額を自腹負担。
議長はエコノミークラスに変更するだろう。
もしも、ビジネスクラスを利用した場合、片道で30万から40万ほどの差額を負担しなければいけない。
高岡市の一ヶ月分の議員報酬と議長報酬の合計の半分近い負担になる。
もしも負担しますと言った場合は、自民県連から相当額のお金が渡される話がついたケースだろう。
英語で流暢に会話ができるくらいなら、トップセールスとかそんなことも考えられるのだが、果たして市長と議長はどうなのだろうか?
てんで駄目な朝乃山
今場所の朝乃山は勝越しが危ぶまれる星取り。
場所前には元横綱の白鵬から優勝候補などと言われていたが、12日目が終わった時点で7勝5敗。
トップを走る熱海富士は前頭15枚目だが、優勝争いでこれから3役との取組が組まれるだろうから朝乃山との対決は今場所は無いと予想しているが、こればかりは分からない。何とか勝越しできたところで、番付を上げるのはもしかするとできないかも知れない。
関脇、大関が6名いるが圧倒的に強いとは言い切れない。
上位陣だけで星のつぶしあいをしているならともかく、平幕に対してもあっさり負けてしまうことも多い。
朝乃山もしかり。
中国は勝ち組なのか
GDPを見れば、5%以上の成長率なのだから、経済勝ち組と言えるだろう。
実際に、日本にとって輸出にしろインバウンドにしろ現在のところ最重要な国となっている。
中国の経済基盤の堅調さは、言うまでもなく人口の多さが支えている。
次に上げるならば、工業生産性であり、世界の工場と呼ばれている。
だが、工業生産性は人口が支えているとするならば、中国が好調な理由は人口、とりわけ労働人口の豊富さに依存していることになる。
ここにきて、中国の人民は工業勤務、所謂ブルーカラーから収入の高いホワイトカラーへと目を向けている。
確かに中国の大学の優秀さはもはや日本の最高学府を凌駕しているのだから、優秀な人材の数では日本よりもはるかに勝っている。
しかし、その結果として少子化が急激に進んでいる。
ひとりっ子政策はとっくに廃止されたが合計特殊出生率は日本よりも低い数字になっている。
今はまだ高齢者を支えることが困難ではないが、人口のパイが大きいだけ高齢者社会となった時には経済が悲鳴を上げることは容易に想像できる。
日本が超高齢社会に突入した時に、社会政策として画期的な手法を見つけていれば、中国はそれに習うことができるが、おそらく日本が画期的手法を作り出すことは無いだろう。
かつての豊臣秀吉のように、外国に対して経済問題の打破を求めるかもしれない。
となると、結局中国は勝ち組と呼べるのかも知れない。