保険には入るべきなのか

正直なところ、死亡時に数千万円とかのまとまった保険金が受領できる保険には入っていない。
社会人になった頃は死亡時に3000万円、ただし60歳を越えての死亡時には300万円というような契約が死亡保険では普通だったが、今ではどうなのだろうか。
60歳を越える頃には、累計の掛金は600万円ほどというのが、当時計算した結果だったと思うので、平均寿命まで生きる人はかなりの損失となるのが死亡保険の特徴だった。
一方で医療保険は掛捨てとなるが、入院や通院で保険金が支払われるので、当人が生きていくための経済的支援を行うための保険だと言える。
一般的に年齢が高くなるほど、病気のリスクが高くなるので、保険の掛金は高くなる。
都道府県民共済というのがある。
これは、子供共済、一般共済、65歳からの熟年共済に別れる。
子供共済を除き、全ての共済掛金は月に2000円からとなる。
割戻金があり、2022年実績だと掛金の12%ほどが戻ってきている。
以前にヘルニアの手術で入院したときには、休業分のカバーはできなかったが、手術と入院費用に関しては共済金でカバーでき、とても助かった。
とは言え、今までの全加入期間の掛金のトータルは受け取った共済金よりも多い。
医療保険に入ったつもりで、その金額を全て貯蓄する場合の方が得な人のほうが割合としては多いのだと思うが、リスク管理としてはなかなか判断が難しいところだ。