水害

地震ならば、地盤や活断層の有無でリスクの高さが少しは解る。
台風ならば、進路統計でリスクの高さが少しは解る。
だが、近年の線状降水帯による洪水被害に関しては、リスクの高低が判断できない。
水温の高い海水による大量の水蒸気を含んだ雨雲が、集中的な豪雨となり、河川の氾濫や地盤の崩壊を起こしている。
強いてリスクの高低があるとするならば、河川のそばは浸水被害などのリスクが高いと言えるか。
深刻なのは、昨年に続く猛暑とこの水害が与える農作物への被害だ。
特に主食の米は、国内生産でまかない切れずに外国産の米を輸入することになるかもしれない。
30年ほど前の米不足は単年で済んだが、このまま米不足が通常化し、生産効率が想定の70%程度にしか達しなかったら、米の生産力を40%増やすことが可能なのだろうか。
自国だけで解決できない温暖化対策に力を入れるよりも、食料確保に注力しないのは、国内ではそのような問題提起は意味が無いと捉えられているからか。

パリオリンピック

旅行中にオリンピックが開催した。
今回の各国入場はセーヌ川をボートで移動しているので、参加人数の多少で時間が大きく変わってくるいつもの大会と違っていたのだろうか。
旅先の旅館で、男子バスケの予選を応援した。
結果はドイツ相手に20点差で負けてしまった。
ランキングで26位の日本と3位のドイツでは日本の勝機は低かったのだが、できれば得失点差を一桁に抑えることができれば良かった。
富山出身選手では、ハンドボールも試合終了少し前から見たが、こちらは勝てそうな試合だった。
日本の通算500個目のメダルは柔道女子の最軽量級での金メダル。
巴投げと関節技が得意だという、今まであまりいなかったタイプ。
17日間の大会。
寝不足にならないように、応援したい。

TOYOTAの製造停止

不正検査による、一部車種の製造停止か続いている。
この措置については、意見が分かれる。
もはや、日本の製造業で世界に通用するのはTOYOTAだけなのだから、政府の措置は厳しすぎだという意見。
一方、一人勝ちであるTOYOTAに対してお灸をすえるのは当然だとする意見。
どちらにも一理あるのだが、減少を続ける人材リソースをどこに集中するのか、広く使うのか。
国家存続を最重要課題とするのであれば、農業関連への人材割当が最優先であるべきなのだが、金さえ出せば食料と飼料、肥料が手に入る状況なので、食料自給率が仮に一桁に下がっても、抜本対策は取らないかもしれない。
戦国時代から、強い大名の庇護下にあれば恵まれ、そうでなければ貧しい暮らしを強いられる。
さしずめ、今の日本であればTOYOTAの工場がある場所なら、豊かな暮らしができるし、有力産業のない地域では豊かな暮らしは望むべくもない。
これが事実。

成功体験

高級食パン店、唐揚げ専門店、冷凍餃子の無人販売。
流行は去り、斜陽状態となったなと感じるビジネスだ。
田舎では、パチンコ店、カラオケボックスもピークから激減したビジネスと言える。
高級食パンや唐揚げ専門店、冷凍餃子の無人販売所については、パチンコ店やカラオケボックスに比べれば初期投資が少なく、撤収は難しくなかったと考える。
しかし、流行していた時の成功体験が撤収を難しくさせている。
結局勝ち逃げできるのは、流行を作って出資させた側の人間だけだ。

久しぶりの旅行予定

シャトレーゼのカシポでホテルの無料ペア宿泊券に交換して久しぶりの旅行にでかけることにした。
宿泊日によっては追加料金が必要だが、ハイシーズンで1人プラス5000円なら良しとしよう。
夕食もお願いして、追加料金は合計で二万円ほどになる。
カシポポイントはもう一度無料ペア宿泊券がもらえるほどはあるので、また別のところを利用する予定。

ゲーム町議員の辞職

小学生の町議会見学で、スマホゲームのラインツムツムをしていたと小学生から指摘された町議が辞職した。
触っていたかもしれないが、議会中にゲームはやっていないと言っていたのに、何故辞職したのか。
当人は家族に生命の危機が発生したことが辞職理由としている。
つまり、この町は町議会議員が議会中に議会進行に関係ないことをやっていると、議員当人だけでなく、その家族に至るまで生命を危機にさらす町だと言うことだ。
こんな町は移住者は絶対に嫌だろう。
町議は最後に町外の人に、この町の危険性を訴えて職を辞したということか。それならば大した御仁だ。

ふるさと納税ポイント廃止について

ふるさと納税でポイントが配布されなくなったら、結局困るのはほとんどの自治体だと以前に書いたが、浅薄だった。
結局のところ、ふるさと納税のポイントの原資を実際に負担していたのはどこかということだ。
楽天市場ではポイントは自治体が負担しているわけではないとして、ポイント付与の廃止に反対する署名募集している。
例えば、ポイント付与が禁止された場合にふるさと納税のポータルサイトが無くなってしまうかというと、そうならない可能性が高い。
自治体がポイント付与がシステム利用料に含まれているからそれが下がると考えているのなら、大馬鹿だ。
自前で全ての運用ができないなら、結局ポータルサイトを使うしかない。
ポータルサイトがポイント原資は別なのだから利用料は下げないと言ったなら、ポイント分はポータルサイトの純利益増加になる。
自治体は今までと変わらず、納税者だけが損をすることになる。
だが、そのことでどのくらいのふるさと納税額が減少するのかは全く不明で、今までと変わらないなら、ポータルサイトだけが丸儲けとなるだけだし、大幅に減少すれば、ふるさと納税に頼っていた自治体は一律で収入減となる。

ソリオシートカバー装着

布地のシートは汚れが目立つ。
結局、シートカバーを購入。
セレナの時にもつけてはいたが、装着が大変だったのでソリオでは購入をためらっていた。
3列から2列になったし、汚れるのは嫌なので購入した。
販売店では製造元からの直接発送になるので発送連絡がない。
購入時に書かれてはいるが、発送元からも何を発送したとかそんな連絡もなく、詐欺の多い昨今ではなかなかいただけない。
製品のクオリティだが、細かい部分はどうやってフィットするのか分からない箇所や、ファスナーはどうやって閉じることができるんだみたいな箇所もある。
販売台数が一定数あって、シートカバー装着率の高い車種ならこんなこともなかったのか。
妻と二人で汗だくになりながら、2時間半ほどかけて装着完了。
後席のアームレストのカバー周りはフィットしてないが、座ることも少ないので諦める。
おそらく手放すまでこのままになるので、長持ちしてねというのが望み。

不正アクセス

コンピュータへの不正アクセスによる情報漏洩とかシステムダウンのニュースにはウンザリしている。
誰が悪いのかといえば、不正アクセスした人が悪いのだけど、多分不正アクセスする人にすれば、玄関ドアに鍵らしい鍵を掛けずに、泥棒に入られたと騒ぎ立てているようなものだろう。
そして、玄関ドアに鍵らしいものすら無い家に大事なものを預ける人もマヌケだろう。
ただ、厄介なことにその家のセキュリティが十分なものかどうかは外からはわからない。
定期的にハッカーによるアタックを受けて安全性能を評価する仕組みが近い将来できるかもしれない。

PPAP

前にも書いたが、パスワードzipファイルをメール送信して、解凍用のパスワードを別のメールで送信する手法で、ワードの頭文字を取っているのだが、何ともダサイことに、Aは暗号のA。
メールに関しては20年ほど前に、HTMLメールのビジネス利用禁止などというくだらないルールが横行した時代もあった。
理由はHTMLから実行されるスクリプトにより、メール受信したPCにウイルス感染すると言う理由からだ。
その時代には既にアンチウイルスソフトが普及していたのだから、HTMLメールのリスクなんて実際にはあり得なかったにも関わらずだ。
PPAPに関しては、全く意味がないし、かえってウイルスが仕込まれるリスクの方が大きい。
メールの添付ファイルはアンチウイルスソフトのチェック対象だが、暗号化圧縮されていると、チェックできない。
情報漏洩リスクは軽減できるだろうと言う人がいるかも知れないが、ここで言う漏洩リスクはメール誤送信が主な対象。
ファイルを送った直後にパスワードを書いたメールを送る際に、送信先メールアドレスが同じならどちらのメールも誤った宛先に送られる可能性は極めて高い。
完璧ではないが、暗号化メールで送るのが現在取りうる最善手なのは間違いないが、PPAPやテキストメールにこだわる団体ほど暗号化メールの導入には積極的でない。