インパクトドライバー

マキタの100v電源で使うインパクトドライバーを持っている。
大は小を兼ねるではないが、トルクの高いものがあれば、十分だと思っていた。
だがそれは、電動工具に慣れた人の話で、たまにしか使わない人には小さなネジ止めなどをインパクトドライバーで締め付けるとか、小さな木ねじを打ち込むとかはかなり難易度が高い。
インパクトドライバーはレバーというか、トリガーを強く引くと、インパクト、つまり打撃を与えながら回転して、ネジを協力に打ち込んでいく。
この時に、工具をしっかりとネジに押し付けていないと、ビットは簡単にネジの頭をなめてしまう。
ビットの硬度はそれなりに高いが、ネギの頭を舐めれば、ビットも削れてしまう。
ビットが削れてしまえば、さらにネジへの食い込みが悪くなり、舐めやすくなってしまう。

なので、体重をかけて抑えられないような場所へのネジどめは無理筋。
幸い、実家にはインパクトではない電動ドライバーがあるので、用途に応じて使い分けは可能。
さらに、予備穴をしっかり開ければトルクの低いドリルドライバーでもいける。
何で今さらこんなに電動工具の使い方にこだわるかは、いずれ。

全ECサイトの脆弱性対策義務化

2024年度中に全てのECサイトに対して脆弱性対策が義務付けられる。
ECサイトが外部からの攻撃で情報が漏洩していることが、問題視されていることへの対応だと考えられる。
だが、うがった見方をすれば、脆弱なECサイトが多く存在することの裏返しだ。
利用者の情報安全性を守ることには何の異議も持たない。
だが、具体的にどのような対策が必要なのか示すことは難しい。
高負荷攻撃はECサイトのサーバーだけではなく、全てのサーバーにとって脅威だ。
結局、サーバーが特定のIPアドレスからの通信を遮断するしかないのだが、通信の高負荷による影響はゼロにはならない。
結局、ほとゆどが大手経由での販売しかできなくなるのは確実だし、対策済みであることを保証する機関が新設され、そこには利権が生まれる。
では、実際に購入した人に被害が起きたときに保証機関が何か補償してくれるのか?
多分答えはNOである。
もしも、保証機関が補償も行うとすると、ECサイトは保証機関に対して販売額に対して一定の割合で保証金を支払うことになる。
その金は保証機関の運営だけではなく、補償の原資となるが、かなりのお金がストックされることになり、機関の理事は高額な報酬を受けとるだろう。
つまり、官僚の天下り先がまたひとつできるわけだ。

つと思うのだが、現代の政治、行政は平安時代のそれに極めて似ている。
少しずつ中央に権力が集中して、人民は死なない程度まで搾取される。
天災が起きれば、ある程度人民が飢餓で亡くなるのは織り込み済み。
それでも搾取される人民は絶対にゼロにはならないし、権力をより少数に集中することで権力の中核にさえ留まっていれば、安心安泰。
国会議員だけではなく、地方議員も多くが世襲となりつつある。
権力を手に入れた者はそれを子孫に継承する。
しかも、それを後押ししているのが平民である我々なのだから末期的。

憶測記事

芸能関係のゴシップだけではない。
IT関連でも憶測記事は多く出る。
ある日のメルマガにWindowsが全てサブスクリプションになる予感との記事が書かれていた。
発行元はアイティメディア。
またここか、と自分が米国人なら肩をすくめたくなるような、ゴシップ記事が多いというのが個人的に感じているアイティメディアの特徴。
無料メルマガの発行だけでは当然飯は食えないので、企業ユーザに有料サービスを使わせたい気持ちはわかるが、不安感を煽ることが多い記事には辟易していたので、会員登録を止めた。
肝心のWindows全サブスクの可能性は全く無いわけではない。
正直なところ、WindowsユーザはOSとしてのWindowsを評価しているわけではなく、日常で切り離せなくなってしまったパブリッシングドキュメントとしてのwordだとか、excelから脱却できないだけなのではないかと感じる。
しかも、最悪なことにマルウェアを仕込んで配布することが可能なマクロですらも、使わざるを得ない状況が少なくはなく、互換性のあるopen officeへの移行を妨げている。

PCを使うのは、ビジネス環境だけでプライベートでの使用は先細りの一途なだけに、Officeで成功しているサブスク化はマイクロソフトのビジネスモデルとしてはかなり魅力的な選択肢ではある。

食の安全

家で食べるものでもカビてしまうことはある。
冷蔵庫に入っていても、カビは発生する。
例えば、チーズがカビた時にその部分を削って食べることは大丈夫なのか。
自分は昭和世代なので、お鏡餅の表面に青カビが付いていたものを、洗ったり、カビた部分を削ったりして食べた世代だ。
だが、カビた餅はカビ臭くてあまりおいしいとは言えなかった。
カビは表面に見えるだけでなく、食品内部にも菌糸を伸ばしている。
なので、カビの生えた部分だけを取り除いても、食品内部にはカビ菌がうようよいるはず。
しかし、実は食品に付いたカビを食べても健康被害になる可能性は極めて低いそうだ。
だが、ここで極めて低いと書いたのには例外があるからで、注意が必要なのはアレルギー持ちの人が食べた場合。
風邪ににた症状が出る場合があるらしい。
だが、食べたものがカビていたせいで、風邪みたいな症状が出ても、食品を疑う可能性は極めて低い。
カビは目視による発見がほとんどだから、食品によっては気付くことがない可能性もある。
食べた時に匂いや味でおかしいと気付く場合は、カビだけでなく腐敗している可能性もあるので、その場合は腹痛などが伴う可能性もあるだろう。

最近、小林製薬の紅麹を使ったサプリメントで腎臓障害を起こす人が出ている。
死亡した人も2名いて、紅麹を提供している社外の製品にも自主回収が広がっている。

死亡には至らなくても、人工透析が必要な人はいるようだ。
主にダイエットサプリに使われているものを摂取した人に健康被害が出ているようだ。
だが、腎臓障害を引き起こした物質の特定はできておらず、使用を控えるようなアナウンスも同社への問合せから2ヶ月経過してから行われたこともあり、世の中では紅麹は危険だというイメージが独り歩きしている感じもする。

また、マルコメ味噌でゴキブリが混入した製品が出荷されていて、自主回収が進められている。
こちらに関しては、製造ラインのどこでゴキブリが混入したかは特定できていないということだが、一件の消費者からの連絡だけで、当該ロットの製品を自主回収するということは、社内でも異物混入が認識されていた可能性が高い。
たが、影響範囲が絞り込めないために様子見をしていたという可能性がある。
今ではSNSによる個人消費者の発信が想定を超えた速度、規模で情報拡散する。
速やかな回収対応は良いことだと認めるが、あまりにも対応が迅速だと周知の事実の後追い認証だと勘ぐる私のような輩も出てくる。

かつて、海外で製造していた冷凍食品の品質管理に問題があると騒がれたことがあったが、日本製のものが絶対に安全だという神話を盲信することは危険だと言うことだ。

タイトルはカビた食品なんて大したことはない。となっているが、購入したものがカビていたら、お店にクレームをつけるよりもすぐに保健所へ通報した方が良い。
消費者の健康被害を軽んじる企業なんて存続する価値はない。

新NISA

旧NISAで株投資をしている。
とは言っても、そんなに多くの金額を投資しているわけではないのだけれど、老後資金が心もとないので少しでも足しになるようにと考えてのことだ。
2024年から新NISAが始まった。
旧NISAとの違いは検索すればすぐに出てくるので、ここでは書かない。
旧NISAの場合、5年間の投資期限があって、期限が切れた場合にはそのまま新たに5年間の投資期限が設定された。
保持している株式は配当利息、売買益に対する税金は無税のままで引き継がれる。
ところが、旧NISAで持っていた株式は新NISAへの移行がされない。
旧NISAの期限内に売却して、新NISAで買い戻すなどをしなければいけない。
株価がほとんど変動していない銘柄ならば、売買手数料の分だけ損が出る。
最近の証券会社では、国内株式の売買手数料を無料にしているところが多いが、あれはどうなっているのだろう。
普通に考えても、取引所へ支払っているお金があるので、タダにはできないはずなのだが、ネット証券ではほとんどが条件はあるのだろうが、株式売買手数料が無料になっている。
証券会社は、顧客の株式売買に伴う手数料商売がメインではない。
ディーラーが金融商品の売買をすることで、金を稼ぐ。
新NISAでは、投資枠の上限がサマリと、年単位で設定されている。
旧NISAでは投資枠上限に達すると、新たな投資はできないが、新の方では株式を売却した場合、全体の投資可能枠が広がる。
ただし、枠が広がるのは売却した翌年なので、デイトレーダーみたいに細かい売買で利ざやを稼ぐのは難しくなっている。
それでも新NISAでは、本当の意味での投資というか、投機を促しているように思える。

読書メーターの感想

読書メーターというサイトがあり、読書記録用に感想を書いている。
感想に対して、イイネみたいなのが、ナイスという名称で他のユーザから付けられる。
ナイスの数が多いことが良いわけではないが、自分の感想に共感を貰えたのならばやはり嬉しい。
ところが、ナイスの数が多い感想を見ると、作品のあらすじを書いているだけのものも多数見かける。
これは、まるで小学生の宿題で原稿用紙2枚とかの感想文にするために、物語のあらすじを延々と書いていたのに酷似している。
多分、あらすじを延々と感想として書いているユーザは子供の頃の読書感想文もそんな感じなんだろう。

これではまるで価格ドットコムでカタログに書かれたスペックを書いているだけのようなもの。
価格ドットコムでそんなことをすると、間違いなく非難めいたコメントが送られると思うのだが、読書メーターではそんなことは起きない。
あらすじを書いてくれてありがとうという気持ちがナイスなのか。

2024年春場所結果

優勝は新入幕の尊富士。
新入幕での優勝は110年ぶりだとか。
朝乃山とは14日目に取組が組まれて、朝乃山が寄り切って勝った。
その朝乃山は勝ち越したものの9勝どまり。
三役にはなれそうだが、今ひとつ。
来場所に期待しよう。

マイナス金利の終了

実際に個人はマイナス金利が適用されたわけではないし、金融機関にしても日銀からお金を借りてほっておけば借り入れ残金が減るわけでもない。
金融機関が日銀にお金を預けた時に、マイナス金利で元金が減っていくから、市場にお金を多く流通させて、デフレ脱却を図った政策だ。
2024年度の始まりは、大企業での大幅賃金アップから始まる。
これを受けて、マイナス金利を終了させることが決定した。
日経平均の最高値更新、大幅賃上げなど、はたから見れば間違いなく好景気。
賃金が上がれば、税収も増える。
金利が上がれば、税収も増えるし、円高となり、輸入品の相対価格が下がるので、ガソリントリガーなどの補助金も減らせる。
年金支出は、マクロ物価スライドで増えるはずだが、2024年度ではなく、おそらく2025年度からの見直しになるか、総選挙前に見直しするのだろう。
まぁ、現役世代にすれば、自分たちがまともに貰えるかどうかわからない年金制度の維持のために消費税が上げられたり、社会保障費が増えたりするのは我慢できないだろう。
年金の受給開始年齢も引上げられるのは間違いない。
労働人口の減少が確実な状況では、年金給付を減らし、税収を増やし、安い労働人口を確保するための一石三鳥とも言える施策だ。
そしてこんな施策を考えるのは、年金受給額の減少など大した影響のない収入が保証された役人たち。
もはや、国民には死ぬ自由が無ければ、安心して老後を迎えることなど不可能だと思えるのだけれど。

プーチン再選

ロシアの大統領選挙でプーチン氏が圧倒的な得票率で再選された。
87%という得票率は、彼がいかに国内で支持されているのかがわかる。
ロシアと言えば、ウクライナへの侵攻で世界的には最も批判されている政治家の1人であることは間違いないだろう。
だが、国内からの支持は圧倒的。
これは何を意味するのか?
彼はトランプを超える愛国主義者であり、ロシア・ファーストを実践しているからだろう。
国益のためならば、戦争、侵攻すら厭わない。
彼やロシア国民からすれば、かつての自国領土を取り戻し国益とする政策ことには迷いなど入り込むわけが無いということだろう。
米国の大統領選挙ではトランプ氏が再び勝利を手にして大統領となるかも知れない。
元々アメリカは自国ファーストの国なのだけれと、指導者がそれを推し進める。
トランプとプーチン、更に習近平という3大国の自国ファーストの指導者のもと、世界は今後どう動くだろうか。

大谷の通訳解雇

大谷翔平の通訳で、通称一平ちゃんと呼ばれていた、水沢一平が球団から解雇された。
てっきり、通訳は大谷が個人的に契約しているものだと思っていたのだが、球団が契約していたようだ。
それにしても、大谷の資金から数百万ドルをブックメーカーに送金していたとの報道には驚いた。
彼は大谷個人の資産からも金を引き出せる立場にあったということになる。
彼の年収は定かではないが7500万円との報道がある。
日本円で、7500万円と聞くと凄い高年収に思えるが、米国での仕事だと考えれば他の選手の通訳よりは少しだけ高い程度なのかもしれない。

彼はギャンブル依存症とのことらしいが、ハマっていたのがブックメーカーというところが、物議を呼ぶ可能性は高い。
当然、大谷は水原一平を告訴することになる。
長年共に歩んできた通訳であり、キャッチボールをする姿も見られたのだが、後任の通訳は一体どうなるのか、今シーズンの大谷のプレーに影響が出ないことを祈るばかりだ。