旧NISAで株投資をしている。
とは言っても、そんなに多くの金額を投資しているわけではないのだけれど、老後資金が心もとないので少しでも足しになるようにと考えてのことだ。
2024年から新NISAが始まった。
旧NISAとの違いは検索すればすぐに出てくるので、ここでは書かない。
旧NISAの場合、5年間の投資期限があって、期限が切れた場合にはそのまま新たに5年間の投資期限が設定された。
保持している株式は配当利息、売買益に対する税金は無税のままで引き継がれる。
ところが、旧NISAで持っていた株式は新NISAへの移行がされない。
旧NISAの期限内に売却して、新NISAで買い戻すなどをしなければいけない。
株価がほとんど変動していない銘柄ならば、売買手数料の分だけ損が出る。
最近の証券会社では、国内株式の売買手数料を無料にしているところが多いが、あれはどうなっているのだろう。
普通に考えても、取引所へ支払っているお金があるので、タダにはできないはずなのだが、ネット証券ではほとんどが条件はあるのだろうが、株式売買手数料が無料になっている。
証券会社は、顧客の株式売買に伴う手数料商売がメインではない。
ディーラーが金融商品の売買をすることで、金を稼ぐ。
新NISAでは、投資枠の上限がサマリと、年単位で設定されている。
旧NISAでは投資枠上限に達すると、新たな投資はできないが、新の方では株式を売却した場合、全体の投資可能枠が広がる。
ただし、枠が広がるのは売却した翌年なので、デイトレーダーみたいに細かい売買で利ざやを稼ぐのは難しくなっている。
それでも新NISAでは、本当の意味での投資というか、投機を促しているように思える。