自分が子供の頃は、癌は不治の病。
癌になったら死ぬしかないというイメージが強かった。
とはいえ、死亡率のトップは癌ではなく、そうなったら諦めるしかないと言う病気だったのだ。
今でも不治の病はある。
もちろん、死に至る病とそうでないものがあるのでひとくくりにはできないが、少なくとも癌と言うのは今どきの表現をするなら、死亡フラグが立つ病気。
いつの日か、人間が抗えないものが少なくなってしまった。
なので、コロナに対して何とかしなくては、何とかなるだろうと皆が思う。
そのくせ、頻繁におこる異常気象に対しては、どうにかしなければという意識が低い。
地球が微熱で体温が高い。
熱を下げるために、病気の原因となっているウイルスを排除しようとしているのかも知れない。