昔は定年が55歳だったそうな。
年金支給も55歳。
中学校を卒業して40年働いて退職、それから老後って感じでしょうか。
とある国会議員の時局講演を聞く機会があって、高齢化社会という言葉があるが、現在65歳以上としている高齢者の定義は現実的ではなく、年齢を引き上げれば高齢化社会でなくなるそうだ。
翌日の新聞では、退職年齢も引き上げて年休支給開始を遅らせれば、財源不足も解消すると政府は安易に考えていて、構造的問題解決になっていないと頭でっかちな記事が書かれていた。
政治家は実務屋ではない。
夢を語る商売だから、夢物語を上手に語り、時々不安をあおる。
私はそういうものだと思っている。
そして曖昧さだらけのまま自助努力を求める。
あぁうんざりだ。