とうとう、富山県でもコロナウイルスの感染者がでた。
顕在化していないだけで、感染者がいると思っている人が多数だったと思うが、実際に検査で陽性反応が出た人がいると言うのはショックだ。
春のイベントが軒並み中止となる中、地元高岡の御車山祭りがどうなるのか、ハッキリしない。
どのみち、県外からの観光客は望めない状況であれば、ギリギリまで判断を遅らせたいと言うのが本音だろう。
赤字財政の中では、中止にしたところで、投入済みの資金回収ができないのならば、軒並みイベント中止の状況下で開催の可能性があるのは大きい。
そんな思惑があるかどうかは定かではないが、典型的な日本人の姿勢である、せいては事を仕損じる、慌てる乞食はもらいが少ない、家宝は寝て待て、と言ったところだろうか。
そのくせ、自分の既得権益には執着があり、成功パターンのマネごとが好きなのだから、社会全体が上り調子の時には、一部の人間が美味しい思いをして、発言力があるという、地方都市に有りがちな構図となる。