田端裕明会見

youtubeで自民党員架空登録問題の会見ライブが配信された。
時間は30分。
短いといえば短いが、調査報告内容によってはこれ以上やっても何も出ない。
自身は関与していないということだったので、誰が登録したかすらわからないというのかと思っていたが、登録はして、費用に関しては故人である叔父が負担し、鬼籍に入ったあとは自分の父親が負担しているとの説明だった。
会見での主たる説明内容は、党員として不適切と思われる人数が何人で、後援企業2社それぞれ何名ずつと、個人登録が何名だということで、第三者により調査したということを、強調していた。
世間が知りたいのは、政治資金規正法に違反していないと言うならば、その客観的証拠を示して欲しいということであるのだが、それに関しては違反していないことを客観的に示す証拠は無いの一点張り。
調査を行ったとされる第三者の弁護士には調査だけでなく、証拠を提出する必要があるかの判断をお願いしたのだろう。
架空党員の年間党費は60万円台だそうで、田端裕明の父親の年齢から考えるとけして少ない金額ではないので、よほど金持ちか、今でも多くの収入があるか、党費分を田端裕明本人が補填しているのだろう。
新聞記事では、説明を果たして議員として頑張って欲しいという人が一定数存在するということに驚かされた。
役に立たない国会議員を1人当選させると、1年で数千万円の税金が無駄に使われると言うことに思いは至らないのだろうか。
議員活動を評価しているときう人もいたが、役職を得ることが評価に値する活動ではない。
大臣職や党役員人事は論功行賞と派閥バランスの賜物。
こんなだから、国民は騙した者勝ちだと考える政治家が後を絶たない。