以前にも書いたが、読書の記録を読書メーターというサイトで管理している。
7月の読んだ本は14冊。
読書の感想を書くと、知らない人からナイスと言う評価を貰えることがある。
ちなみに7月のナイスは128。
1冊あたり9つほどのナイスだったという事になる。
このサイトでは他の読書家をお気に入り登録することができて、お気に入り登録するとその人が読んだ本の情報が通知されるようになる。
自分が面白いと思う本を読んでいて、ソコソコ読書している人をお気に入り登録している。
その人の感想を読んで面白そうなら今度借りようと言うわけだ。
お気に入りの中には、やたらとお気に入りを増やす人もいる。
そうすることで、自分の読書した本にたくさんのナイスが付くようだ。もっとも、そんなことだけでナイスがもらえるほど甘くはないのだけれど、お気にいられているのが20人ほどの私より、お気に入られが800人いる人の方がナイスの数も桁違いに多いのは仕方ない。
堂島商品取引所
読んでいる本に堂島物語というのがある。
偶然だが、新聞に大阪堂島商品取引所の記事が載った。
米の先物取引の復活に関するものだった。
穀物の中で米が先物取引対象で無いことに驚いた。
世界の主要作物である、小麦やトウモロコシは先物取引がされている。
米が対象でなかったのは戦後の食管法の影響なのかも知れないが、歴史的事実として、江戸時代には大阪の堂島で米の先物取引が行われていたのだ。
先物取引は本来、現物取引のリスク軽減のために考えられたものだ。
それが、今では投機としての取引が主流になっているだろう。
堂島物語の中では、レバレッジについても記述がある。
先物取引の仕組みを考えた人間は錬金術師だ。
だが、取引はさらに複雑にシステム化されている。
今や、人間がチャートを眺めて注文する時代でない。
売買システムを動かすためだけに、サーバを準備する人までいるのだから。