家庭菜園開始準備

3月中のジャガイモ植え付けのため、畑を耕した。
義父の小型耕運機を借りての耕起なので、それほどタイヘンではない。
去年から耕運機を使って耕すようにしたのだが、それまでは鍬を使って耕していたので、適当な耕運ですぐに雑草がはびこっていた。
耕運機だと、それこそ雑草の欠片も
見当たらなくなるほど繰り返し耕すので、しばらくは雑草が生えてこない。
義父に借りている耕運機は暫く使っていなかったので、去年使い始めようとしたときは調子が悪かった。
まず、エンジンがかからない。
スターターロープを引いてもうんともすんとも言わない。
繰り返し、ロープを引き続け、何とかエンジンがかかっても、クラッチを繋ぐと停止してしまう。
イライラしながらもアイドリングして、何とか前進と後退は動くようになったが、耕起にすると停止する。
仕方が無いので、チョークを少しだけ引いた状態でエンジンの回転数を高めにして、耕運も半クラのように騙し騙し繋いで何とか春の耕運を乗り切った。
夏に秋まきのための耕運をしたら、今度はオーバーヒート。
この頃にはチョークを引かなくても動かせていたのだが、プスッという音がしてエンジンが止まってしまった。
エンジンは4スト。
オイル交換なんてしていないだろうから、自分で交換。
オイルの廃棄キットと4ストのエンジンオイルを買ってきて、オイルを下抜きして入れ替え。
格段に調子がよくなったわけではないが、きっと耕運機も喜んでいるだろうと勝手に思うことに。
次に大根のための耕運の時には、チョークロープが切れてしまった。
自分で出来ることは自分でやる。
インターネットで交換方法を調べて、交換。
年明けに備えて、内部の燃料を空にするため、エンジンが止まるまで放置。
そして、今年の使い始め。
燃料がキャブに回るまでロープを引き、無事にエンジン始動。
やはり、少しだけチョークを引いた状態で耕運が完了。
畑を引き上げる時にカラスが2羽、耕した地面を啄んでいる。
耕すと地中の虫が出てくるので、それを食べているのだろう。
畑の地中の虫はほとんどが害虫なので良しとしよう。
今回の耕運では牛ふん堆肥だけを漉きこんだ。
畝立ての際には、元肥料を混ぜながら、畝を立てる。
流石にこれは、鍬を使っての作業になるので筋肉痛は必須。
目処は2週間後。
その頃には春植えの野菜の苗作りを開始予定。
ひと月ほどで植え付けができるほどの苗になっているはず。
まるで農家。

さつまいも苗

2020年の家庭菜園では、サツマイモも苗を作ろうと思っている。
ダメもとで一昨年のシルクスイートの芽が出まくっているやつと、去年の紅はるか。
サツマイモの苗を作る前に、種芋の消毒が必要になる。
48度のお湯で40分。芋全体がお湯に浸かるようにするらしい。
水温はお風呂の温度がどのくらいなのか知りたくて買ったものがあったので、それでできる。
問題は48度を40分キープすることだ。
金のタライではこの時期だとすぐに冷めてしまいそうなので、プラスチックのバケツで消毒しようと思うのだが、それにしても温度キープはなかなか難しそう。
多少の温度差は大丈夫だろうと信じてやるしかない。
実際の芽出しは水耕栽培にする。
ペットボトルに水と液肥を入れてやるようだ。