中国製のリール

釣りに行けないこの時期、ベイトタックルでググッていると、中国製のリールの記事が目に付いた。
今年、アブの最廉価のベイトリールを購入して、そのコスパに感激していたが、どうも中国製のベイトリールも侮れないらしい。
と言うわけで、amazonでポチッと購入。
選んだのは、ピシファンのトレントと言うベイトリール。
浅溝スプールまで付いて、5250円。
使うなら、浅溝スプールに付け替えて、チョイ投げで今までベイトタックルで使っていた3号の中通しから2号の中通しおもりにしたい。
たかだか4グラムの違い、しかも中通し仕掛けで釣果が変わるかとも思うけど、魚がエサを咥えて引っ張るときに、ラインに沿って真っ直ぐ引くわけではない。
より違和感なく食わせるためには、オモリを感じさせない方が有利なのは自明の理。
アブのリールで2号のオモリは試していない。
そこそこに投げられるとは思うが、妻と行く年に何度かの釣りでもできればベイトタックルで揃えてしまいたい。
スピニングリールでのモモリは老眼には回復不可能なライントラブルだ。
ベイトリールのバックラッシュの方がまだ回復できる。
とは言え、バックラッシュの嵐では釣りが楽しくない。
2号でサミング無しでキャストできるセッティングにすれば、3号でも難なく扱えるはず。
そんな思惑がある。
さて、早速届いたリールのチェック。
クラッチの切れが悪いなどと書かれているのもあったが、問題無し。
ブレーキのピーキーさが書かれているのをチェック。
クラッチを切って、スプールを指で弾くようにして回す。
確かに、10段階の4より弱いところでの差が分かりにくい。
ブレーキはマグネット。
ゼロにしても思っより回転は伸びない。
ブレーキ用のマグネットは5個。
早速外してみることにした。
2個のマグネットを外して、ゼロで回すとさっきよりも回る。
ブレーキ最大でなら、そこそこブレーキが効いていることを確認できたので、このセッティングでいくことにする。
実際にキャストしないとこれで良いのかわからないが、とりあえずナイロンラインを巻いて、来シーズンはこのリールでスタートだ。
日本製の廉価モデルの方が良いという記事ばかり。
要は、長く使っていくときの故障時のパーツの入手とか、故障率の問題があると言うことだ。
だが、最廉価モデルの価格帯のタックルで釣りをするのだから、壊れたときに修理するのかというと、ほとんどがしないと思う。
流石に、1シーズンも使わないうちに壊れてしまうとかだとダメダメだなと思うが、どれだけの人が釣りに行って帰ってきてからリールの手入れをするだろう。
水洗いさえしない人が多いのではないだろうか。
そんな使い方をする人であれば、国内メーカーのミドルレンジクラスのリールを買うほうが同じ使い方をしてももちが良いだろう。
日本の家電メーカーが海外のメーカーに駆逐されつつある。
日本製品の神話が色々なジャンルで崩れていく日は遠くなさそうで怖い。