Centos

一般の人はあまり聞き慣れないだろうが、Linux系のオペレーティングシステムの一種でREDHAT系のオープンソースオペレーティングシステムだ。
有償のREDHATに合わせて、バージョンアップされていくので、本家とほぼ同じ機能が無料で提供される。
そうなると、誰もが無償のディストリビューションを使って有償のものなど使わなくなると思いきやそうでもない。
残念ながらソフトウェアの不具合を極めてゼロに近づける技術は今のところ存在しない。
有償のものは不具合が見つかれば素早く対応してくれるのでダウンタイムを短くする必要のあるシステムでの一定のニーズがあるのだ。
Centosだが現在のメジャーバージョンは8で、CentosLinuxと呼ばれている。
これが無くなり、CentosStreamと言うのが出た。
日本国内ではこのCentosの利用率が高い。
メジャーリリースのサポート期間が長いと言うのが最大の理由だと思われる。
Centos8はサポートが、2021年12月31日で終了している。
Centos7が2024年までのサポートなのに対して、すでにサポート終了したOSになってしまった。
セキュリティの問題が見つかっても修正版は出ないとなると、Centos8は使いにくい。
知らなかったがCentosLinuxはRHELのリビルドだそうだ。
つまり中身はRHELとほぼ同じでサポート期間が長いのだから使われるという訳だ。
Centosの創始者はRockyというRHELの新たなディストリビューションを出すようだが、OSSは開発資金の捻出が難しい。
どこまで対応できるのかは不安は尽きない。