日本メーカーのリールに勝るものなし

シマノの最安ベイトリールであるバスライズ。
シマノで多分唯一のマグネットブレーキで右ハンドルしかない。
ハンドルとスプールにベアリングを追加して、ブレーキもマグネットを追加。
大雨の後の釣りでデビューさせた。
ラインはナイロン。
海平の2.5号、ポンドならば10lbだ。
このリール、DAIWAのトルネードには取り付けられない。
ロッドはゾディアス。
三号中通しオモリに一本バリだが、オモリのストッパーとなるヨリモドシからフロロカーボンの2号ラインを50センチほど縛って、その先に小型の自作ハリス止めを取り付けて出来上がり。
三号のオモリはグラムで言えば11.5グラム。ルアーマンに分かりやすくいうと、3/8ozより1グラムほど重い。
サーフでフルキャスト。
ゾディアスはロクテン。
ラインの巻取りで長さを測ることもできないので、ハンドルの回転数でザックリ飛距離を計測。
ハンドル1回転で77センチとなってはいるが、これは多分平均値。
ラインをフルに巻いてはいないので、少し短めか。
ハンドル1回転が73センチ位として、ハンドル86回転。
大体60メートルくらい飛んでいることになる。
これならオモリを5号にすれば、80メートルくらいは飛ぶかも。
いわゆる、3色のゾーンは狙えることになる。
ただ、このキャストは2-3歩助走しているので、サーフでしか無理。
ピシファンのシャロースプール飛ぶとか思っていた自分が恥ずかしい。
バスライズのキャスト性能がスゴイと言うのはホントの話だね。
マグネット強化しているので、ブレーキは2-5の間で調整。
それ以上強くすると、ホントに飛ばないブレーキセッティングになる。
河口でハゼ狙いの時には飛び過ぎは困るので、ブレーキ8とかで、普通にキャストが良さげ。
残るはDAIWAのベイトリール。
最安モデルの評判はかなり良いが、マグネットブレーキにも種類がある。
正直なところどれが良いのかよくわからない。
スプールが低回転でも高回転でも一様にブレーキが効くのでは、シマノの遠心ブレーキには敵わない。
スプールの回転数によって、マグネットブレーキが効くように、可変するようになっているらしい。
可動部品は、回転数が高くなるとせり出してきて、低回転になると、引っ込むようだ。
高回転の時の遠心力を縦方向の力にして、可動部品がせりだす。
低回転になった時の戻りはバネで制御するようだ。
バネが劣化すると、可動部品の動きに影響が出てくる。
非接触ブレーキなのに、とても残念な構造だ。
バネなんて、個体差があるのだからリールによってブレーキにも差が出る。
廉価ベイトリールで遊び倒す計画は終わりか。