バックラッシュではない。
サーフで使う時に格段にそのリスクは増大する。
それは、砂。
もちろん、スピニングリールでも砂を噛んでジャリジャリしてしまうことはある。
だが、ほんの少し砂の上に置いた位で砂トラブルになることはまず無い。
ベイトリールをサミングする側を下にして砂の上置いてしまったら、確実に砂トラブルに巻き込まれる。
レベルワインダーのギアは丸出しなので、そこに砂が入り込むと、最悪の場合巻取りができなくなる。
機種によっては、キャストもできなくなる。
レベルワインダーに砂をかまなくても、リーリング時にジャリジャリするのは確実で、ベアリング追加でヌルヌルのリーリングにしようが、ガサガサのリーリングになる。
この前の釣りで安物バスライズを砂まみれにしてしまった。
スプールはゼロ調整しているつもりだが、それでも砂はスプールと本体の間に入り込む。
リーリングでどこかが削れている感じが最悪。
巻取りもガタガタ止まるので、スムーズな巻取りなんてできない。
とりあえず、キャストすればしばらくだけ、滑らかさが戻るが、すぐにジャリジャリしてしまう。
いっそのこと、海水でジャブジャブ洗おうかとも思ったが、それこそリールが終わってしまう。
もちろん、分解して塩抜きしてオイル、グリースを完璧にできるのなら良いが、そんなのはハードルも高いし、なにしろ面倒くさい。
今年はとにかくサーフでのシロギス釣りが多かった。
今までは堤防からの釣りがほとんどだったので砂のトラブルを感じたことは無かった。
正直、今さらスピニングリールをメインタックルにするつもりはない。
砂まみれになったのは、餌付けの時にクーラーボックスにロッドを立て掛けていたのが、倒れてしまったからだ。
クーラーボックスも超安物なのだが、ロッドを立て掛けられるようにすればいいのか。
それなら簡単にできそうだ。