加入期間を5年長くすることを検討し始めた。
まあ、適用前提での検討なのだから覚悟が必要だ。
社会保障全体が大きく見直されることになるのは確実だろう。
健康で文化的な生活ができることを憲法は保証しているが、セーフティネットの構築方法が現実的ではないのだ。
個人での生活を維持するだけの社会保障システムではない。
終身雇用制度が前提での社会保障だが、企業自体が成長し続けることも厚生年金の前提になっている。
システム設計が運用金利を何%でなければ成立しないのか。
官僚たちは把握している。
超低金利時代が何年までならばシステムは耐えられて、それを超えたら破綻するのかも解っている。
基本運用は今までも変更してきた。
受給開始年齢の変更が第一段階。
もはや、それだけではシステム破綻は避けられない。
加入期間が65歳までになるということは、受給開始年齢が60歳にはならない。
65以降でなければ受給できなくなる。
もしかすると、加入は65歳までで65歳から受給すると減額。
70歳からの受給で満額。
これはほぼ規定路線だろう。
自民党政権が100%悪いわけではないが、選挙権は投票券も立候補権も上限は必要だと思うのは自分だけだろうか。