常識だが、敢えて書いておく。
物理マシンに対してOSが必要なのは誰が考えてもわかりやすい。
パソコン1台に1つのOSを購入してインストールして使う。
これが仮想マシンになると、どうだろうか。
仮想マシン1台に対しても1つOSライセンスは必要だ。
WindowsでもRHELでも同じ。
例えばawsで仮想環境を準備する場合、サーバー系のOSならば、centosとかubuntuのフリーライセンスのものを使えばOS費用はかからないが、WindowsサーバーやRHELだと10万くらいは必要だろう。
WindowsのDSP版みたいにハードと紐付くものは使えないので、何台も仮想マシンを使うとOS費用だけで、恐ろしく金がかかる。
運用機には勿論そのくらい金がかかっても仕方が無いが、開発環境はどうか?
Windowsならば、MSDN契約で開発目的としてOSを利用できるし、全部ではないが期限付きで利用可能だったはずだ。
RHELなら開発用サブスクリプションで16台まで利用可能になる。
データベースでは無償のMySQL、MariaDB、PostgressSQLであればなんの問題もない。
ORACLEだと、無償のエディションを使うか、OPN、OTN契約ならば開発目的での利用は無償になるし、請負業者に対しても開発目的での使用が可能になる。
ひと昔前までは、カチカチのライセンスで殿様商売とも言えるお金が必要だったが、メーカーは製品が世の中で普及しないと儲からない。
デベロッパーの使用制限を緩和しなければ、採用されなくなる。
モヤモヤしている人もいただろうが、こういう仕組み。