例えばナンバーズ3でミニの当選確率で考えてみる。
ミニとは、下2ケタが対象となる当選で単純な当選確率は1%だ。
00から99まで全ての組合せを購入すると必ず当選する。
ナンバーズは1口200円なので、2万円購入すれば必ず当選金が受け取れる。
公式サイトの理論当選金はストレートが9万円だから、ミニなら9千円になる。
つまり、当選金の期待値は45%になる。
これは、ナンバーズに限ったことではなく、全ての宝くじの期待値に当てはまるおおよその数値なのだけど、通常の宝くじでは1等から末等までの当選金合計での45%の期待値。
通常くじ、ジャンボのいずれも1等の当選金合計と末等の当選金合計はほぼ同額になっている。
感覚的に、ほとんどの購入者の期待値は11%程度になるのではないだろうか。
例えば10枚購入すれば、確定当選金の期待値が10%で末等のひとつ上の当選金期待値が1%、それ以上の期待値は限りなく低くなる。
1ユニット買えば、45%が当選金として返ってくる。
それ以上でもそれ以下でもない。
数字選択式のほうが、通常の宝くじよりも期待値の分布が狭いので、期待値に近い当選金を実感しやすいということになる。
さらに、当選金の多少のバラツキがあるので、当選金の高い数値と出現率で期待値を高くできる余地がある。
とまあ、色々書いたが、ギャンブルは親が損しないようにできているのだから、ホドホドに楽しむのなら高額当選金のあるクジを少額だけ購入するのが良い。