今のところ実体験ではないので想像に過ぎないが、多分世界大戦が勃発する直前になるまでは誰も自分が戦争に巻き込まれることなど想像していなかったと思う。
昨日まで続いている平和な日々が突然失われることなど、脳が考えることを拒否するだろうし、事実そんな予兆が無ければ平和な日々は未来永劫継続すると考えるのが普通だ。
争いが日常に存在する時代には突然自分がその争いの犠牲に遭うことを頭の片隅に捉えていただろう。
だが、現代の日本では争いは非日常であり、日常生活に争いを起こす組織は徹底的に弱体化された。
それが悪いことだとは言わないが、秩序のない犯罪組織が増加し、突発的な凶悪事件が増えたことになったことは否めない。