ジャニーズ性被害

故人となったジャニー喜多川氏の自社所属タレントへの性加害報道。
現社長が完全否定しないのだから、誰もが事実だったのだろうと考えているだろう。
一体どのくらいのジュニアと呼ばれる少年たちが被害者となっていたのか。
現在デビューして活躍しているタレントたちの中に被害者はいるのだろうか?
ジャニーズ全盛の時代、TV局はジャニーズ事務所に対して完全服従の態度をとるしかなかった。
皮肉なもので、社長が鬼籍にはいり帝国の体制に変化があり被害者が声を上げるようになったのか。
それとも上げた声がマスコミに黙殺されなくなったのか。
性被害の問題だけではなく、犯罪を黙殺する体質が実在することは想像に難くない。
だが、報道の自由が何を意図するのかは曖昧だ。
報道したいことを報道することを自由と呼ぶのだろうか。
戦時中に報道の自由が侵害されていたととらえることが多いが、報道したいことが報道できないと本当に考えていたのか。
報道の自由への信頼が揺らいだ時に、何が起きるのか。