政務活動費の不正で議会改革を迫られた富山市。
改革の旗手として抜擢された議長が活動費に関する詐欺で書類送検された。
議会に混乱をきたした責任として、議長は辞任したが、市議会議員は辞さないという。
今後起訴するかは特捜次第となる。
お決まりの空領収書だが、金額に差異が無ければ、私文書偽造となるし、差異があり公費から多く貰っていれば業務上横領となる。
金額の書き間違いは通用しない。
悪意があろうが無かろうが、横領だ。
空の領収書はあったのだから、有罪はほぼ確定で、罪状と量刑をどれだけで求刑するかだけだろう。
あれだけ騒がれた問題なのに、不正をするのは何故なのか。
自民党への責任追及もあるだろうが、根本的な問題は解決しない。
こんな問題が続くようだと、議会制民主主義ではなく、直接民主主義の実現が望まれるかも知れない。
ITはそれを実現するだけの可能性を秘めている。
直接民主主義だと、声を上げないもの、何も見ようとしない者は不利益を被る可能性が高くなる。
それに対する批判も出てくるだろう。
詰まるところ、一般人は民主主義という名前の社会主義制度という矛盾した要望をして、間にはいる行政や司法はグレーゾーンというか闇を吸収する役目なのだ。