新紙幣

間もなく新紙幣が発行される。
毎度言われることだが、何故新紙幣への切替を行うのか。
タンス預金が市場に流通することがよく挙げられる。
曖昧なのが経済効果で、新紙幣に対応する機械導入のみを指すのか、タンス預金が使われることも含めているのかよくわからない。
定期的な新紙幣への対応は偽札に対する対策が主目的だと考えていた。
今ではタンス預金を動かすために新紙幣が発行されると考えたほうが良い。
使えなくはないが、使い勝手の悪い通貨を保持することはさまざまなリスクを伴うため、タンス預金は何らかの方法で新紙幣に交換される。
国民の保有資産を詳らかにすることで、相続税をいかに効率よく徴収できるか、税運営をどうすれば生かさず殺さずに国民の資産から国庫に搾取できるかしか官僚は考えていない。
だが、国民の保有資産とその資産形式が明らかになった場合、国際金融ブローカーによって簡単に日本はデフォルトに貶められる可能性があることを考えていないのではないかという心配がある。