劇的消臭

魚の生ゴミの匂いについて書いた。
アルカリ性の匂いを消すには酸性のものでphを中和すると良いともっともらしい理屈ではあるが、本当にあの死ぬほど臭いあれが改善するのか半信半疑だった。
おおよそ、キス20尾とメゴチ2尾、ハゼ1尾をさばいたゴミ。
キスの骨は骨せんべいにしたが、ごみの量で簡単に説明するなら、コンビニでオニギリ2個とペットボトルのお茶を1本買った時に入れてくれるレジ袋に軽く半分ほどのゴミと言えばわかりやすいだろうか。
あらかじめ準備したのは、5%のクエン酸水を200ミリリットルほど。
魚をさばいて、ごみ袋に入れてペットボトルスプレーでクエン酸水をシュシュっとかける。
それを使い古した密閉性に難のあるジップロックに入れて、念の為にコーヒードリップしたものを乾燥させずに一緒に入れて、外の蓋付きゴミ箱に。
気温は連日30度超え。
前回のキスの時はだいたいこれの1.5倍程のごみの量で、コーヒーなしの状態で土曜日の夜から火曜の朝まで置いておいたら、ゴミ箱のそばが既にかなりキツイ匂いがしていた。
蓋を開けると説明し難いほどのゴミ臭だった。
今回は前回よりゴミの量も少なかったが、ゴミに直接と後からジップロックの中にレジ袋の外側にもクエン酸水を吹きかけた。
その量はトータルでおおよそ100ミリリットルほど。
結果、ビックリする結果が。
無臭とは言わないが、ゴミ箱の蓋を開けても充分耐えられる範囲の匂いに抑えられた。
ゴミ箱自体に生ゴミ臭が染み付いているのでそれを差し引けば驚きの消臭効果と言える。
クエン酸水の費用は、およそ5%で作るなら200ミリリットルの水に10グラムのクエン酸粉末で、ペットボトルや、スプレーを除けば、クエン酸の費用が少し高く見積もって100均購入したもので10円を少し切るくらい。
これでコンビニレジ袋に満タンの魚ゴミの消臭が可能だと思えば激安だろう。
大量に釣れたとしても、500ミリペットボトルに満タンで作っておけば充分に足りるだろう。
費用は30円ほど。
100均で120グラムのクエン酸粉末を一つ買えば、2.4リッターの5%クエン酸水が作れる。釣好きの人でも3袋もあれば年間の生ごみ処理には足りるんじゃなきだろうか。
今回はお試しも兼ねて100均でクエン酸を買ったが、もっと安いところもあるかも知れない。
ぜひお試しあれ。