枯れ木に花を咲かせましょう

人口減少は人類の存続に関わる問題だ。
重要性は多分誰もが理解しているだろう。
だが、何故国家が成熟するにつれ、出生率が低下するのか?
もっともらしい理屈は付けられるが、本当の答えは恐らく誰にも解らない。
日本を含む人口減少に悩む国は増え続けている。
国家を樹木、果樹に例えるならば、若木から生育して安定期になる時点で、花が咲き、実が多く収穫できるし、葉も生い茂る。
だが、いずれその木は老木となり蕾が減り花も実も減る。
現在やろうとしている人口増加への様々なアプローチが、枯れ木に花を咲かせようとはなっていないことを祈りたい。
枯れ木に花は咲かない。