10代20代の投票率が高くなったとの報道があった。
ステレオタイプな考え方しかできない選挙対策委員はやれSNSによる発信力を高めなければとか考えていることだろう。
彼らが思うのは投票率を上げることではない。
人通りの多い交差点で演説することと同じだが、SNS発信はやり直しのきく分だけ都合の良いアピールの場くらいにしか考えていない。
若者世代が望むのは、オンライン投票でタイパを上げることかも知れないのに、一体どんなことが裏で行われるか目に見えないことなど、政治家が望むわけが無い。
地元では現職の敗因と今後の対応を話し合ったようだが、不正党員議員のせいだとか、組織力の強化が必要だとか、そんなことを言っていた。
もちろん、不正議員を罰することをしない政党から離れた人が増えたことは否めないが、それだけではないだろう。
むしろ、地方議員が信用されていないから彼らの応援する公認候補が次々と選挙で負けるのだと何故気付かないのだろう。
組織力という名のもとに行われる、半強制の選挙応援への動員など、若者世代だけでなく私のような世代もウンザリだと言うのに、改まる気配は微塵もない。
タダで使える応援員を組織力の強みだと考えている時点で負けじゃないの?