北方領土にビザなし渡航しての視察での事件。
多分数カ月もすれば、忘れ去られる話題。
丸山議員。所属政党は日本維新の会だったが、今は除名されている。
次回の選挙での当選の目はないと思われる。
北方領土視察での行動の前には、戦争で取り返す発言。
今回は酩酊して、禁止されている夜間外出をしようとした。
目的は買春らしいから、呆れる。
一緒に行っていた人たちに止められた際には、不逮捕特権を口にしたと言うのだから、本当に酩酊だったのか怪しい。
戦争してでも取り返す発言に対しては、賛同する極論派も一定数いると思う。
だが、実際のところ勝てる喧嘩と勝ち目の無い喧嘩がある。
北方領土を戦争で取り返すと言うことは、北海道を戦場にすると言うことだ。
戦争になったら、ロシアが専守防衛になるとでも思っているのだろうか。
これを機に北海道に上陸。空自のある三沢までは少なくとも標的になることは間違いない。
収まりをつけるために、北海道が取られてしまう可能性もある。
軍事衝突が起きたときにアメリカが代理戦争をやってくれるか、甚だ疑問だ。
先に仕掛けたのが日本である以上、国連が日本の軍事行動を支持することはないし、アメリカと敵対する中国が常任理事国である以上は国連軍が日本のために動くことはない。
いずれにしても、事後に日本には大きなペナルティが課せられることは想像に難くない。
まぁ、素人考えで書いてみたが、戦争してでも何とかしようとは浅薄。
例えは悪いが、庇を貸したら母屋を取ろうとする国から庇を取り返すために相手に母屋に入り込む口実を与えることになるくらいは想像できないのか。
モラルと言いつつ、モラル以前の話だ。