仕事柄、メールでのやり取りは欠かせない。
だがどうしてもうまく意思が伝わらないことも多い。
ビジネスメールの基礎ができていないからだと片付けないでほしい。
コミュニケーションには、相手の意図を読み取ろうとする努力が不可欠だ。
完璧な言語しか理解しない人には話しかけたことすら認識されないかも知れない。
昔よく使われたファジー、つまり曖昧さは必ず存在しているのだから、それを読み取ろうとする努力なくして意思の疎通はできない。
事実のみを端的に記載して、曖昧さを排除することをメールコミュニケーションでも徹底すれば良いのだろうか?
どんなにそれを意識してもelseやillegalはありうると思う。
たかだかメールでは網羅性を完璧にはできないし、網羅性を完璧にしても、読み取る側がミスをすれば、台無しだ。
よもすれば、あえて回答を曖昧な形で行うと言う悪しき慣習が日本にはある。
利害関係が一致しない限り、同じ方向性で物事に取り組むことはできない。
メールに多くを期待し過ぎなのか、コミュニケーション能力が低下しているのか。
いずれにしても、人間基礎力は落ちてる気がする。