緊急事態宣言が全国にだされた。
外出しない。
人に会わない。
つまり、引きこもりを推奨している。
そうしないと、この騒動は収まらない。
ところで、コロナウイルスが武漢のウイルス研究所から流出したのではないかとの調査をアメリカが行っている。
アメリカの言いがかり体質は困るが、これだけ大規模な世界的被害を出してしまったのだから、もし中国の研究所から流出したのだとしたら、中国の立場は当然崖っぷちになる。
はずなのだが、札束で横っ面を叩かれた時にどこまで毅然とした対応ができるのか。
中国マネーを無視することは、実はアメリカにもできない。
マーケットとしての価値もあるが、米国債の保有がネックとなる。
中国は日本に次いで米国債の保有ランキングが2位の国で米国債のおよそ1割は中国が保有している。
この債券を浴びせ売りされたら、新規発行の債券が売れなくなることは必至だ。
中国の感染終息が本当なら、中国経済は急速に回復局面に向かわなければいけない。
だが、世界的なマーケットの落ち込みの中で、ものを作っても売れる見込みは薄くなりつつある。
コロナウイルスがキッカケで米中関係が大きく変化するかも。