国勢調査

個人情報のかたまり。
提出したが、国家に対して全てをさらけ出すような仕組みだ。
さらにマイナンバーカードと金融機関、健康保険、納税情報の紐付けときたら、昔のSF小説でコンピュータに支配された住民のイメージだ。
だが、人はコンピュータには恐怖を抱かない。
コンピュータの電源を落とすことに何のためらいもないからだ。
なのでシステムは特権階級を生み出す。
システムに対する物理的な攻撃から守ってくれるガーディアンとなる人達だ。
人はガーディアンは恐れる。
ガーディアンはコンピュータの電源を切るようにはできない。
ガーディアンを完全に停止するには殺害しか方法がなく、ガーディアンがそれなりの防御力と攻撃力を有していたら、なおのことだ。
個人の資産は大雨の水を含んだ大地のようなものだ。
都合のいいように、それを吸い上げて大地が死に絶えないようにバラまく。
それが自由にできれば国の舵取りなど簡単なものだ。
選挙権さえ自由に操作できてしまう権力を許している国はどうなのだろう。