友人と友人の仕事の関係のある、福野の眼科の先生と、今年も能登島のカセにカワハギを釣りに行った。
去年は台風の後で、かなり粘ったが10枚ほどの釣果で終わった。
カワハギを専門に狙うのは自分だけで、友人と先生のメインターゲットは黒鯛だ。
今年の釣行も当日の朝方まで雨が降り、天候が怪しい状況。
釣行中も時折少し大ぶりの雨が降るなど、好天の中で、ノンビリ釣るという状況では無かった。
渡し船のオバサンに朝、最近の状況を聞くと、カワハギはボトム付近だけでなく、かなり浮いてくるとのこと。
中層はウマヅラハギというイメージがあるので、疑心暗鬼。
餌のアサリは業務スーパーのボイルむきアサリ。
生のアサリと比べれば、食いが違うのかも知れないが、同じカセの固定ボートでカワハギ狙いは自分だけなので、そこは問題なし。
富山では釣具店でカワハギ専用のハゲ針を見たことがない。
仕掛は自作の2本針。
上針には、大きめのアジばりでこれにアサリを付ける。
下針には食わせのための太軸のキス針でこれにアオイソメを針と同じ大きさで付ける。
キス針が肝心で、太軸で刺さりが良いものがベスト。
カワハギの口は固く、おチョボ口。
針を飲まれることはほとんど無いが、細軸のハリだと外す際に曲がったり伸びたりすることがあるので、ハリ交換の手間が増える。
今のところのベストはがまかつのF1キスの8号。
普通にキス釣りで使うには太軸なので、吸い込みが今ひとつ良くないがカワハギの食わせにはこれ以上のものはない。
最近、店頭でこれを見かけることがないので、無くなったらインターネットで購入するしかない。
肝心の釣果。
6時間半ほどでホンカワハギが50枚。
中層は簡単に釣れるがウマヅラハギだった。
その他にシマダイが3匹ほどに、リリースサイズのちっちゃい真鯛が2匹。
ウマヅラハギのサイズが大型で揃うなら、そちらを狙うかとも思ったが、肝パンというほどでもないし、型もイマイチ。
ウマヅラハギならば、スーパーでも手に入るので、食べ比べのためにウマヅラハギは大きめのを一枚と小ぶりのを二枚だけキープ。
夜に刺身に肝醤油で頂いた。