数年前に降った大雪とは比べるまでもないが、そこそこに今年は雪が降っている。
自宅前には融雪装置がついているので、車が走る分は雪が積もってはいない。
だが、歩道には雪が積もる。
歩道の除雪は各家が自主的に行っていて、雪国の歩行者の安全を確保している。
路肩の雪はそのままでは溶けることがない。
田舎では自動車は必需品なので、車庫前の路肩と、車庫入れに必要なスペース確保のための除雪は必要だ。
正直なところ、地方都市にはこのままでは未来などない。
自助努力、共助、公助などと言う予算削減が主目的だけの方針にどれだけの人が納得しているのだろう。
自助だけで生活するには共助には優先順位を示す必要がある。
地方議員は頭が良い。
というか、所属政党の経験の積み重ねがムダに良いのだ。
地方都市は子育て政策を必ず柱にする。
たいがいは、医療費用の無償化期間を長くする政策だ。
だが、考えてほしい。
人間は、3歳くらいまでは病気になりやすいが、それ以降になると余程のことがない限り、病院にはかかりにくくなる。
健康な高校生くらいまでの医療費を無償化したところで、増加する医療費負担などたかが知れている。
何故子供が増えないのか。
教育費用がかかり過ぎるからだ。
学歴に応じて歴然と収入差があるのだから、学歴が必要だという判断は当然。
どんなに仕事ができないとして、同じ仕事をしていても、給与の差がある現状はいつまで続くのだろう。
日本で本当の実力主義が浸透するには、この国が世界のGDP100位とかになって、国家が破綻しない限りは無いのか。
ほとんどが努力する力を測るためだけの、学歴社会ってのは理想であり、本質なのかね。
ある意味では、弱くて資産を持っているところから資産を奪うのは人間の本質。
詐欺師に取られるくらいなら相続税90%、贈与税70%、この位のことを言ってのけ、優秀な人間はこれらの大学出身者だけで、この大学出身者以外を雇うくらいなら、この高校卒業者を採用することを推薦すると言ってのける政治家は出てこないものか。