ゴールデンウイーク

黄金週間の文字をかつては見かけたが、最近では見た記憶がない。
もちろん、ゴールデンウイーク自体、和製英語というか日本の造語だろう。
だとすれば、黄金週間とゴールデンウイーク、どちらが先に生まれた言葉なのかなどと、どうでも良いことが気になったりする。
wikipediaで確認したが、どちらが先なのかとかそんなことは記載がない。
和製英語であり、大型連休、黄金週間ともいうとしか書かれていない。
いつからなのか記憶は定かでないが、4/29、5/3、5/5は国民の祝日、国民の休日で飛び石連休になってうまく日曜日が絡めば、連休になるくらいだった。
それが週休二日で土曜日が休みになり、連休になる確率が高くなり、祝日に挟まれて平日になる日が1日だけの場合、国民の休日になることが決まる。
国際的に日本の労働時間が長すぎると騒がれ、1日の労働時間が短くできないのなら、休みの日を増やそうという流れから、いろいろな祝日が増えてきた。
日付で決まっていた休日も何番目の月曜日になったり、国民に余暇を楽しむ習慣を育てようとしていた過渡期とも言える。
今では日本人が働きすぎているとかそんなことは言われない。
労働時間は確かに短くなってきてはいるだろうが、劇的に労働時間が短くなったと言えるのだろうか。
労働時間を短くしろと言うのは、つまり日本製品の価格的な国際競争力を弱めるためのもので、まんまと日本製品の国際競争力は低下した。
今さら、昔みたいに休みは週に1日だけとかそんなのは嫌だが、微妙な不安感は拭えない。