カーボンニュートラル

二酸化炭素が温室効果ガスで地球の温暖化が進んでいる。
地球を温めているのは、太陽光線。
エネルギー保存の法則があるので、太陽光線で得たエネルギーは地球以外に放出されなければ、どんどん蓄積されて地球の温度は上がっていく。
太陽から得られるエネルギーはほぼ全て、最終的には宇宙に放出されるらしい。
大気での反射、雲での反射、地表での反射。
反射する熱量を吸収してしまうのが、温室効果ガスでその中で二酸化炭素の熱吸収が大きいとのことらしい。
大気中の二酸化炭素は地球から放出される熱を吸収するだけでなく、太陽からの熱も吸収するので、チョット考えれば太陽光線で地球が温められるエネルギーも減るような気もする。
高くなった気温で蓄えたエネルギーは、宇宙にも地表に向かっても放射されるのでものすごく長い期間で捉えれば、エネルギー収支は均衡するはずだ。
だが、地表の氷が減少するのは問題で、氷が反射する太陽エネルギーが減少すると、地球の温度は上昇することになる。
地球上で発生する熱量は人間の生活や生産活動で生じたものだが、熱エネルギーは移動エネルギーや光エネルギーに変換されるのだけど、移動エネルギはエネルギー保存の法則に従い、運動停止の際に熱エネルギーになってしまうので、結局熱量として一旦地球に溜め込まれる。
宇宙に放出されるエネルギーは放出速度が緩やかになっているので、数千年のスパンでようやくゼロサムになるのかな。
その時には、人類は過酷な地球環境で数が減り、細々と生きているのだろうか。
カーボンの排出を減らすのでなく、二酸化炭素自体を大気中から取り出す技術が必要だと思うのだが。