植えてから8年くらいたったキウイフルーツの紅妃。
日陰で生育が悪かったのだが、一昨年棚を増設して、ひなたに移植。
去年は収穫をあきらめて蕾の段階で摘み取り、今更ながら主枝となる枝を育てることにした。
そのおかげで、蔦が1.5メートルほど伸びて、蕾がたくさん着いた。
来年の結実のための枝がこの主枝から出てくれれば良いのだけど、残念ながらキウイフルーツの結果習性ではそれは無い。
主枝から突発枝が伸びてくれば、それを結果枝にできるのだが、とにかく骨格枝が貧弱なので、結実しない骨格枝をどこかで育てなければいつまでたっても収穫量が少ないままだ。
蕾がない新鞘がどれだけあって、それをどう伸ばすかが重要。
とは言え、今の結実枝から新鞘が出ることも諦めてはいない。
雪で折れたレインボーレッドは、接ぎ木の土台から出ていたヒコバエはあるが、品種が、何なのかサッパリわからないので摘み取り、土台の上から新鞘が出てきたので、これは間違いなくレインボーレッドなのでこれを大切に育てていくしかない。
しかも、予備となる新芽は無いので、これをいかに太く充実させるか。
黄色品種は今年が初年度。
何故か蕾が付いていたので、これは早々に摘蕾したが、この新芽が伸びてくれるのかわからない。
ようやくキウイフルーツも収穫が期待できるようになってくる。
日持ちのするヘイワードも収穫したいので、こちらも管理が必要なのだが、突発枝は主幹から大量に出てきているので、どれを延ばしていけば、結実枝として使えるのかわからない。
本を読んでもわからないのだ。
キウイフルーツの世話を初めて、最多で90玉ほどまでは収穫できたが、そこから大胆な剪定をして、木を若返ることを狙ったが失敗。
それ以来毎年30玉ほどの収穫止まりだ。
多分今年もその位の収穫で終わるだろう。
だが、紅妃が30玉ほどとれそうなので、合わせて60玉ほどを期待。
まさに捕らぬ狸の皮算用だが、どうなることか。