以前は3世代同居が当たりの時代があった。
私が小学生の頃の社会科の授業で核家族という言葉が出てくる。
その時には、核家族化が進むことで、社会がどうなるか書かれていなかった。
家に祖父はいなかったが、祖母の年金は祖母の小遣いであり、祖母の生活費ではなかったと思う。
食費にしろ、光熱費にしろ、祖母の年金ではなく父の給与でまかなっていたはずだ。
年金は孫への小遣いだったり、たまにかかる病院のお金だったりだったのではないかと思う。
今の核家族化した世の中では、年金は生活費となる。
必要な金額が昔とは違うのだ。
生活を構成する人員を増やして一人あたりにかかる金額を減らすしかない。
せめて、集団生活する場合は基礎年金部分の支給が無い代わりに死ぬまで国が生活保証することを選択するとかできないものだろうか。
積み上げ年金部分は法定相続人に課税して支払うとか。
とは言っても、ほとんどの人間なんて10年後はおろか、1年後のことも考えない生き物なのだから、目の前の問題しか対処しようとしないんだよ。