オリンピックが始まるよ

第5波のコロナ感染の中、1年間延期された東京オリンピックが始まる。
現在、感染者数は増加傾向のままで、緊急事態宣言の効果で減少に転じるのは、来週の半ばを過ぎた頃からだろうか。
病床の使用率だとか、重症患者数だとか、死亡者数だとかをマスコミが大きく取り上げることも少なくなったし、東京都知事のあの方も言わなくなった。
これは何故だろう?
重症患者の数も、病床の使用率も死亡者数もそれほど申告な事態ではないのか。
もしくは、申告過ぎて公表できないのか、いずれにしても、マスコミにとっても、行政にとっても公表することが百害あっても一利がないという事だろう。
日本国内でのワクチン開発が、進まない理由。
それは過去の薬害裁判で国が敗訴しているからだ。
製薬会社がワクチンを作りたがらないのは万が一の賠償金のせいではない。
行政が多くの高いハードルを作り、認可が降りにくいようにしていて、開発費と開発期間が膨れ上がるからだ。
折角ワクチンができても、感染者数が少なく、接種する人がいなければ、製薬会社は自分自身の体力を奪われるだけで、その結果、自社の技術や多くの資産を海外の企業に売り渡すことにもなりかねない。
企業は法人というように、営みとして自身の成長、維持を基本としている。
なので、社長が永遠のポジションでないにしても、基本理念に従い行動する。
日本の政治家には、その理念があるのだろうか。
日本が未来永劫存続するための最適、最低限必要な舵取りが見えているのだろうか。
オリンピックアスリートは