なんだかんだと、フレッツ光の契約をしてから10年以上。
ベストエフォート1gbって夢みたいな速度なんだけど、それはまさに夢の速度。つまりそんな速度が出るなんて夢の中だけ。
そもそも、1ギガって言うけどbpsなの?
だとしたら128メガバイトパーセカンド。
ギガバイトパーセカンドなら、そりゃスゴイ。
インターネットの通信はIPアドレスを相手先として行われる。
インターネットの住所とかって言われることもある。
確かにアドレスなので、住所と呼ぶのも納得できる。
このアドレス形式にはipv4と呼ばれるものと、ipv6と呼ばれるものの2種類がある。
ipv4で表現できるアドレスの数は、256の4乗個数。
この中にはパブリックアドレスと呼ばれる、世界に1つのアドレスとプライベートアドレスと呼ばれるものの2種類があって、自宅のフレッツ光だと、hgwがパブリックアドレスを持っていて、家のWiFiに接続するスマホだとかパソコンだとかはプライベートアドレスが割り当てられる。
インターネットの通信ではアドレスの情報はパケットヘッダというところに設定されている。
パケットヘッダはどこに何の情報を書くのか規格が決まっているのだが、アドレスの長さがipv4とipv6では異なるので、ヘッダの先頭にはこれがv4なのかv6なのか、識別する情報がセットされる。
ipv4のパブリックアドレスはもうカツカツで、空きが枯渇すると言われている。
これは大袈裟な話でなく、事実だ。
今は速度が速いと言われるipv6での通信も、通信技術が速度を速めているわけではなく、例えるなら車移動するのに空いている道を使えるというだけで、そのうちに道路が混みだせば速度の恩恵はなくなる。
移動体通信も5gが普及する前から6gの開発は進められている。
周波数は有限の資源だと、このブログでも書いたかも知れないが、有限の資源を有効に使用するための技術も進んでいる。
資源の乏しい国、日本が資源を有効に使う技術で世界一にならないでどうする。