第5波と言われる感染流行が収まりつつある。
今まで経済支援のために、国民に消費を促すキャンペーンをはってきたが、流行拡大に阻まれ、感染拡大のためのキャンペーンなのかとまで揶揄された。
真の収束でなければ大規模な経済対策は取りづらいと言うのが本音であろう。
ウィズコロナと言う政治家もいる。
今ではあまりその言葉を発しないのは、この感染症が生命の危険を伴い、そうでない場合でも後遺症のリスクに晒されるからだろう。
では、これからどうするのか。
政治家は選挙向けに感染症対策をしっかりとして、と言う言葉で公約の1つが出来上がっていた。
感染が収束から終息に向かうかどうかは、誰にも予測できない。
だが、スーパーコンピュータならば予測できているのではないか。
どの分野にリソースを割り当て、経済対策を行うべきなのかも、予測できるかも知れない。
AIが最適手を導き出すのに最も適したツールになる時代がきたら、はたして政治家は何のために存在するのか。
そんな時代の到来を今の30代よりも若い人なら確実に経験するだろう。
その前の、人の足掻きを見るのが40代。
AIの驚異的進化と判断誤りの両方を見るのが50代。
しがらみに塗れた政治に翻弄され続けるのが60代以降といったところか。