万博

幼すぎて、断片的な記憶しか残っていないが、1970年の大阪万博には両親につれていってもらった。

当時の記録映像にあるようなものは全然覚えておらず、雨の日でどこかのパビリオンで吊橋のようなところを渡るのだが、下がマグマのようになっていて怖くて泣いていた記憶しかない。

2005年の愛知万博は、子供たちを連れて行った。
10歳と7歳だったので、大人になっても少しは記憶が残っているのではないかと思う。
ロボットなどの最新技術に触れさせてやれることに、妙に気分が高揚した。
1970年の万博の時は、自分の両親もこんな気持ちだったのだろうが、当時4歳でワガママだった自分は何故こんなに混雑したところで行列につかないといけないのだと、泣いていたのだから、今さらながら申し訳無いと思う。

2025年に再び大阪での万博開催が決定した。
長男は30歳、次男は27歳になる年なので、自分や妻と万博を見に行くことはないだろう。

妻とふたりでノンビリと万博を見て、大阪で暮らす長男と夕食でも一緒にできれば良いなぁ。
最初のは記憶にほとんど無いとは言え、このままいけば人生で3度も日本開催の万博を経験することができる。
嬉しい限り。