釣れた魚は食べるのが基本。
クーラーボックスにそのまま入れると、クーラーボックスの中が汚れるので、レジ袋に入れる。
保冷剤は、青い冷凍液の入ったよくあるやつ。
これで魚が新鮮に持ち帰ることができるわけがない。
熱伝導率の低い空気で保冷剤ごときで魚を冷やすことなど不可能。
じゃぁどうするか。
カワハギ釣りの時は板氷で海水をキンキンに冷えた状態にして、魚はビニルに入れずに水に放り込む。
これで魚はキンキンに冷える。
普段の小物釣りでも同じように冷やして持ち帰りたい。
どうすりゃいいか。
まず、クーラーボックスに保冷剤を入れて、真水を入れてキンキンに冷やしておく。
魚を真水につけると、浸透圧の関係で水っぽくなってしまう。
ビニル袋に入れた状態でキンキンに冷えた水に浸かれば、これでも十分キンキンに冷える。
魚の数が増えて、冷えにくくなってきたら、ビニル袋に魚が浸る程度の海水を入れる。
まあ、そこまでしなくても、ビニル袋が水にしっかり浸かってさえいれば、十分に魚を冷やすことができる。
直接冷水に触れる状態でなくても、含水率の高い魚体が冷えて、それに接していれば全体として魚は冷える。
あとは、ビニル袋に真水が入らないようにさえできれば良し。
500ミリの炭酸水のペットボトルが2本ほどあれば半日の釣りなら夏でも魚は冷えたままキープできそう。
あ、炭酸水のペットボトルを勧めるのは、炭酸ガスの圧力に負けないように容器の強度が高いから。
水は凍ると体積か増加するので、凍らせる前の水の量はボトルの8割程度にしておけば、ペットボトルが破裂したりすることはない。
繰り返し使うこともできるが、キャップは劣化する。
ちなみに、ペットボトルのキャップはサイズもメーカーも関係なく同じサイズなので、何度か保冷剤として使ったら、別のキャップに変えたほうが良い。