私の住む県の人口が新聞に載っていた。
日本の人口の1%が県の人口というイメージでいたのだが、実際は0.7%ほどだった。
人口の減少率は国と我が県とどちらが高いかわからないが、おそらく国の人口減少率より県の人口減少率の方が高くなると思う。
65歳以上の人が50%を超えると、限界集落というのが今の定義だが、もうしばらくしたら、定義は変わるか言葉自体が無くなるだろう。
不思議なことに、人口は減っているが世帯数は増えていた。
核家族どころか、独居老人が増えていることが容易に想像できる。
人口増加を転入に頼るのはパイの奪い合いなだけで、根本的な解決でない。
ひょっとしたら、人間は地球史上最初で最後の自然環境の変化以外の要因で滅びる生物になるかも。
それも、数千万年か数億年たった後には滅亡原因として、地球の平均気温が数度上昇したことや、環境変化により、種を残そうとする本能が無くなってしまったとか、そんなふうに原因が推測されているかも知れない。