世界のコロナ3億人

累計感染者数が3億人を超えた。
スペイン風邪が推定5億人と言われていて、死亡率が10%とも20%とも言われている。
当時とは、世界人口も異なる。
当時の2.5倍ほどの人口がいるので、同程度の罹患率になったとすれば、累計感染者数が13億人が感染ということになる。
流行期間では、スペイン風邪が3年間で流行拡大時期が3度あったと言われる。
人の流れは当時とは大きく異なるが第一次世界大戦による人の移動が世界的な感染拡大に繋がったと考えられている。
戦争中なので、栄養事情も衛生事情も現代よりは悪いと考えた方がいい。
つい最近も書いたが、これの変異株が鳥に感染するようになったら、食卓から鶏肉と卵が消える。
カーボンニュートラルを目指すためには、食肉は牛より豚、豚より鶏へと消費をシフトしないといけないと、個人的には思っている。
理由は単純。
食肉に適するまでに単位重量あたりどれだけの飼料が必要かを考えると答えは出る。
そんな状況で鶏肉が食べられなくなると、一気にカロリーベースの食料自給率は低下する。
カーボンの少ない食虫を進めるのか、動物性タンパク質の摂取を減らして、植物性タンパク質の摂取を増やすのか。
経済政策として、二酸化炭素の排出削減を声高に叫ぶヨーロッパだが、彼らが食肉から食虫にシフトするとは、絶対に考えられない。
食肉に対してのカーボンタックス制度がグローバルスタンダードになったらとか、世界の進む未来に日本は関わることができるのだろうか。