市場区分が改編される。
昔、証券情報の表示システムに携わっていた。
当時のシステムが稼働しているとは思い難いが、もしそうならば大変なところだろう。
個別の銘柄に対して現行の証券種別を新しい区分に変更するのか、レコードに新しい証券種別を追加するのかはわからないが、切替タイミングを考えれば、新しい証券種別を追加して、検索系の処理で、新しい証券種別のレコードを使うように処理系のみを変更するのだろう。
日経平均などの指標銘柄に関しては、指標銘柄自体の入替えも発生するだろうし、さらに先物やオプションといったデリバティブ取引用の銘柄は値段が大きくブレる可能性もある。
チャートデータに関しても、市場の変更で不連続点と言えるような値段変動が起きる銘柄も出てくるだろう。
投機家にとってみれば、市場区分で格上げ相当になる銘柄、格下げ相当になる銘柄などで、美味しい取引ができる可能性がある。
仕手筋や海外投資家が大きく売買をすることで、企業業績に関係ない値付けをする銘柄もあると思う。
どこかで、システムのトラブルはおきるのだろうなと、勝手に想像している。