円安が止まらない

1ドル137円。
自民圧勝で日銀総裁のコメントで、金融緩和政策が継続することを受けて円が売られてドルが買われる。
根本にあるのは金利の差、債権の金利差だ。
国債の金利差は市中金利の差に直結する。
例えば、A銀行に預金したら利子が2.5%、B銀行に預けたら0.01%だとして、B銀行に100万預けていたら?
B銀行に預けた金をA銀行に移すのは当然の結果だ。
為替では、A銀行の預金とB銀行の預金は等価ではない。
A銀行からB銀行に預けかえるときにはA銀行に預けた資産価値はB銀行に合わせた資産価値として評価される。
A銀行が債務超過になると、A銀行の資産を使ってB銀行の資産を購入することはできなくなる。
これが国家のデフォルトだ。