案外変わらないのかもしれない

戦争の当事国は戦争をすすんで受入れたのだろうか。
例えば、太平洋戦争に突入した日本。
建前は、欧米諸国の植民地支配からアジアの国々を開放することだが、実際には輸入規制された資源を手に入れるための戦争でもある。
このことの真実を当時の国民が知っていたとは思えない。
マスコミは統制されて、真実は国民には知らされない。
現代ではインターネットで世界に繋がっているのだから、国民に真実を隠し通すことはできないと、考える人は多いだろう。
しかし、本当に真実を知り続けることはできるのだろうか。
実際、中国からはアクセスできない海外のサイトが沢山ある。
検索エンジンが国産のものになり、検索結果を操作されたら、たやすく情報から隔離されてしまう。
例えば、ロシアのウクライナ侵攻は劣勢に転じており、その証拠にロシア国内では予備役を集めていると新聞には書かれている。
このことの真実を知る方法を私は知らない。
そういう意味で、戦前と情報の得方は全く変わってはいないと感じるのだ。