資産の減少

例えばインフレで物価が10倍になったら、現金の資産価値は10%に目減りする。
株式などへの資産分散を促してはいるが、株価の下落が重なれば資産価値の下落は10%どころの話ではなくなる。

となると、外貨や世界的に価値のある金で資産を保有しないととなる。
円は国内の経済活動でしか使えない貨幣となり、給与はドルで支払う企業が人気になることも。
アメリカザリガニやウシガエルなど、かつての日本の食料事情の改善のために持ち込まれて現在は在来種を脅かす存在としてさまざまな法律で制限のかかるものたちは、一気にタンパク源の代替食料として注目を浴びることだろう。
ただのサラリーマンだった高齢者は年金では生活できなくなり、かと言って生活保護も生活維持レベルには程遠い。
手持ちの円の資産価値がなくなる時代が来ないようにできるのだろうか。
地元のための政治家を選ぶのは、成長国家では多少意味があるが、この国の未来を託すにはあまりにも心許ない。